俺的神ゲーだが話題にもならない「ローグレガシー2」
気がつけばプレイしているゲームがあります。
今まで、それはテトリスだったり、インテリジェントキューブだったり、パズル要素を含んだものが多かった。
そんな私が最近、ハマったゲームがローグレガシー2です。
パズル要素はほぼなく、アクション性の強いゲームです。ジャンル的にはハクスラ要素の強いメトロイドヴァニアといったところです。最近の有名なゲームタイトルでいうとデッドセルズあたりが近いのかも
周回前提のつくり
ゲーム内容はというと、六つのエリアにいるボスを倒した後、封印された扉をひらいてラスボスを倒すというシンプルなもの。
各エリアは地続きになり、どのステージから攻略しても自由です。こういうとロックマン的なものを想像してしまう人もいるでしょうが、このゲーム、一回でクリアできません。
ボスを倒すのには主人公の強化が必須ですが、強化用のスキルツリーに干渉できるのは死亡した後です。つまり、周回するのが前提になっているのです。
一回のプレイでなるべく多くの敵を倒して、宝箱を開け、たくさんのゴールドを入手します。すると、それだけスキルツリーの強化に費やすことができます。ツリーではヒットポイントや攻撃力などの基礎パラメータの強化だけでなく、レンジャーや竜騎士などさまざまなジョブをアンロックできます。
プレイスタイルの多様性
このゲーム、ボス部屋やイベント部屋などのおおまかな位置は決まっているのですが、基本的にはランダム自動生成されたマップなので、入るごとにかたちが違います。
これだけでもマンネリ回避になっているのですが、このゲーム、ジョブが十五種類もあります。
ちくちくと刺しまくるデュエリストのサーベルと、遠くから撃ちまくるガンスリンガーのリボルバーだと使用感がちがいます。なので毎回、違った立ち回りを要求されます。
大剣、フライパン、ブラックホールなど、ジョブごとに違う通常攻撃。さらにシールド防御や、無敵移動、居合切りやダイナマイトなどジョブごとの特技も違います。
それだけでなく、ジョブに関係なくランダムに決まるスペルなどもあります。前回、死亡したキャラと離れたジョブを選ぶことで、新鮮な気持ちでプレイできるんですよね。
レリックの取捨選択
これに輪をかけてプレイスタイルを広げているのが、レリックです。
ローグレガシー2には気力というパラメータがあります。装備の重量が軽いほど、気力が高い状況でスタートできます。当然、重装備だと気力の低い状況になるわけですね。
で、この気力がなにに関わるかというと……
道すがらでレリックと呼ばれるアイテムを手に入れることがあります。
レリックには不思議な特典があります。
敵を攻撃するたびプレイヤーの周囲が敵にダメージを与えるオーラに包まれたり、地面に着地時に衝撃で敵にダメージを与える攻撃的なものや。
敵を倒したときに回復アイテムを落とす確率が高まるもの、ダメージを受けた後の無敵時間が延びるものなど、さまざまなものがあります。(知っているだけでも40種以上あります)
このレリックは無償でゲットできるわけではなく、気力を消費します。
たとえば気力230で冒険をスタートすると、レリックを取るたびに気力が減っていきます。気力の消費量はカジュアルなものだと20程度ですが、敵に火傷や毒を付加するような強力なものは50ほど消費します。
気力が100を下回ると最大ヒットポイントが割合で減少するので(気力が70%になると最大ヒットポイントも70%になる)しょうもないレリックはスルーしたり、時には我慢できずゲットしてしまいます。
数多いレリックのなかから取捨選択をくりかえすうちに、思わぬ強キャラに育ってしまうことも多々あります。
2周目、3周目の意味
さて、一周目をクリアするのに、レベル304、55時間ほど費やしてしまったのですが、これで終わりではありません。
各ボスキャラには真の姿があり、それが解放されるのが2周目以降なのです。それも一気に解放されるわけではなく、一面目の真ボスを倒した後、ラスボスを倒してクリアしたデータで、やっと二面目の真ボスを解放できる仕様です。ボスは六人+二人いるので、4周目、5周目の意味も出てくるわけです。
結局、自分は現在8周目でレベルは1151。プレイ時間は110時間です。いい加減飽きてしまいたいのですが、いまだに面白くて困っています……。
せっかく別のゲームを買っても、すぐにローグレガシー2にもどってしまうという、一種の呪いのように感じてきてますね。
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