それぞれの、ここにいる理由
私はかつてITベンチャーな会社に勤めていました。そこでは、パソコンを使ってプログラムを書くことや、サーバーとかルーターとかのコンフィグレーションをキメることが皆大好きで、それぞれ腕を競ってるような職場でした。
その後、その会社と比べると資本金が100倍、いや、1,000倍(かな?)以上の会社に移るのですが、そこで感じた違和感を理解して言語化できるまで10年以上が経過してました。
IT業界に限らず、ちょっとした専門的な職場にはその仕事が好きであるか、プロフェッショナルな人、プロフェッショナルを目指す人が集まります。しかし、
大企業にはその企業で働くことそのものが目的である人が相当な割合でいます
そりゃまあ、壮絶なシュー活の結果勝ち取った成果なわけで、それ自体誇らしいことなわけですよね。それでもって
ここの会社にいるだけでどんな仕事(部署)でもやる気MAXで臨む人が理想のモデルのように感じます。//体育系?
しかし、特に好きでもないことを仕事にしてしまっても全力を注ぎ、足りない能力を日々鍛え、補う。っていうモチベーションの源が何か考えもしてませんでした。//もっと他人に興味を持ちましょう
それは昇進すること
あれですね、鬼殺隊(大企業・一流企業)入ったら柱(取締役)目指してどこでも鬼斬りに行くっていう感じ?
でも納得できることが多すぎた。売る人(営業職)でさえ頭に入りきらない商品・サービスの多さ、どうひいき目に見てもダサすぎる商品・サービスの存在(何故だれも止めなかったのか)、すべてこれのせいだったのか、と。それは、
アイテムの数だけ誰かが昇進した(っぽい)
ちょっとがっかりして、「ああ、乗り遅れた」って思いました。
好きなことが存分にできること、とか、人間のクズみたいな客は相手したくないとか、わがまま通してばかりでサラリーマンの本懐(?)がわかってなかった。
こんなの学生も知ってるのかな
世間知らずでした。