【ポーランド】住まいが決まる??

こんにちは。
※これは私の過去の出来事を書き記した日記・エッセイのようなものですので古い情報が紛れていることをご了承ください。



・家探しの条件

1件目の内見をダンカ(大家さん)が案内してくれて
すごくすごくモダンで素敵なお部屋だった♡

ただ一人で暮らす予定の私には広すぎたので、
別の物件を見てから検討することに。

ポーランド語が全くわからなかった私を
ポーランド人の同僚のトメックが通訳してくれながら
私は車がなかったので(免許もなかったしw)

・移動に困らないトラムの駅の近く
・治安が良いところ
・あとはワンルームでもいいのでリーズナブルなところ

の3点が条件ですと伝えてもらいました。

するとダンカがトメックに何やら話して
別の物件について行くことに。

・2軒目の物件

ダンカについて行くと先ほどのモダンなマンションとは打って変わって
街の中心地から少し離れた大通りから小道に入り、
住宅街の古い大きいコンクリの
どーん!とどでかい3階建てのお家(今思うとアパート)の前に着いた。

目の前には木々に囲まれた散歩コースがあり、
小さい子供達が遊べる公園
比較的静かそうで建物も歴史を感じるような感じ。

私は見た目ですぐに「ここが良い!」と思ったw

とりあえず中に案内してもらうと、
大きい1軒屋に見えたお家はなんとアパートで
4世帯と2つのオフィスが入っていた。

大きい建物が左右半分に分かれて
同じように各2世帯とオフィス1軒が入っていた。
なのでエントランスは左右に2つあった。
私は右側のエントランスに案内された。

ドアを鍵で開けるとまず正面にオフィス。

オフィスのドアの横に螺旋階段のような階段があり
そこをテクテク登って行った。


そのまま3階へ。
中に入ると小さい廊下
右手にシャワールームと洗濯機置き場
左側にベッドルーム
正面はだだっ広いリビングに
バーカウンター付きのキッチン


それに私が中でも一番気に入ったのは
煙突付きの薪暖炉に
ロッキングチェアだった。

ベッドルーム横に上に上がれる階段があり、
登るとそこにはまた別の屋根裏部屋の寝室があった。

キッチンの窓から外を覗いてみると広くて綺麗に花壇が整備された中庭。
リビングを挟んで反対側の窓を覗くと
さっきは草が生い茂っていて気づかなかったけど
家の前の道路の横は線路だった。

ダンカ曰く、貨物列車専用の線路だから数時間に1度通るくらい。
ただ家は少し揺れるかも。

「私も最初はびっくりしたけど、慣れて今じゃ汽笛も聞こえないくらいよ。」

そう彼女は言った。

その言葉に、ダンカは前にここに住んでたのかなと思って
トメックに聞いてもらった。

そしたらまさかの

「いや、私2階に住んでるねん。」←関西弁の方がしっくりくるw

え!!!!!!笑

まさかの大家さん下に住んでるんかいw

私の物件の3条件を聞いて
・トラムの駅から徒歩5分
・中心街からは少し離れているけど閑静な住宅街で安全
・元々貸す予定ではなかった大家さんの家の一部なので安くできる。

とのことで、アジア人の小娘を哀れに思ってくれたのか
この物件を紹介してくれたようだった。


ポーランドで知り合いがまだ同僚のトメックと
どこかへ飛んでった上司
そして仕事関係の日本人の男性の3名の全て男しかいなかったため

このポーランドの大家さんが家の真下に住んでいることは
私にとって素直にありがたいなと思った。







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