江戸っ子かっぱ

体は小さいが態度はでかい。 就職氷河期ミレニアム世代。 フランス人夫と共に会社経営をす…

江戸っ子かっぱ

体は小さいが態度はでかい。 就職氷河期ミレニアム世代。 フランス人夫と共に会社経営をする2児の母。

最近の記事

幼少期のわたし①

幼少期。 記憶に残っている一番古い思い出はなんだろうと考えたとき、自分の頭の中にあるものだけではやはり整理がつかないので写真を見返してみた。 すると。その頃の残像が蘇る。 母の自転車の後ろに乗って体操教室へ向かう途中の風景だったがよく思い出された。 母はパートをしながら、私がやりたいと言った習い事をせっせと通わせてくれていた。私の家は貧しい方で、小さなボロアパートに家族4人で暮らしていた。生活費も苦しかっただろうが、母はパートに内職をしながら家計を支えてきた。 1歳半から体

    • 40年の振り返り

      私はもうすぐ誕生日を迎える。 42歳になる。 え、42歳ってどんな感じ? 初めてこの感覚を覚えたのは22歳の頃だった。 中高生の時に思い描いた22歳は、素敵な彼氏と友人たちに囲まれてキラキラしている女性をイメージしていた。 でも実際は女性になりきれていない。なったつもりでいて、全く素敵女子ではなかった。 次に感じたのは27歳のとき。 これも、中高生の時に思い描いていた27歳は、すでに結婚もしていて、可愛い赤ちゃんとご対面しているころと勝手に思い込んでいた。 でも実際は全く違

      • 感情の区分

        あるスタッフは、楽しく仕事がしたいと言った。 私もそう思う。同感だ。 しかし、そこには大きな乖離がある。 なぜか。 先日も書いた悔しいという感情を知らない子たちでもあるように おそらく、子供の頃から親が用意したレールに乗ってその上で安全に過ごしていて、大きな失敗もなければ、挫折なんてなく、もし失敗しても誰かがそれを解決してくれて育った人は、感情の区分が少ないのだと思う。 『楽しい』『悲しい』『びっくり』くらいだろうか、、最近はイライラもしないらしい。 いいなぁ、私はイライ

        • 内容証明で退職届を受け取りました。

          約1年働いていた社員が、金曜日の朝に「体調が悪いので休みます」と連絡が入り、夕方に体調どうですか?と連絡を入れたところ、「体調悪いので当分出社できません」と返事が来たきり連絡が途絶えた。 そしてロッカーを見たら空っぽ。靴もない。 辞めるということは容易に想像できたが、連絡がないのは困る。 保険証の返却もない。 ユニフォームもない。 日曜日の昼、郵便局が配達に来た。 彼女からの内容証明付き郵便。 開けると退職届だった。 今日から2週間後の日付で退職希望の旨が書いてある。 有

        幼少期のわたし①

          国際結婚、そして共同経営者という人生

          先日までの投稿では、私の会社で働いているスタッフに関しての話を主にしていたが、今日は私とフランス人の夫に関してお話ししようと思う。 会社員をしていた頃はインポート商品と関わる仕事をしていたため、海外の雰囲気は大好きだったし、ヨーロッパのインテリアにも憧れていてよく雑誌を見てはいつかこんな家に住みたいと遥遠い夢をみていた。 しかし、彼氏や結婚相手が外国人がよかったか?といえば疑問で、普通に日本人と平凡な暮らしたまに海外旅行を楽しむ生活をしたいと思っていた。 強いていえば、結婚し

          国際結婚、そして共同経営者という人生

          悔しいという感情を知らない子供たち

          Z世代の子たちは、ある意味格差がひどい。 幼い頃から野心を持ち、広い視野と挑戦する心を持った子はすぐに学生企業をし成功している。 ところが、卒業して社会人になっているにも関わらず、自らのレールでの操縦方法がわからず、もはやエンジンの掛け方すら知らないのだ。 もしかしたら、乗り方もわからない子もいるのかもしれないと。 子供の頃から今まで、親や学校が用意してくれた安全地帯に敷かれたレールの上で自動操縦しながらやっていたことを大袈裟に誉められて育った世代は、いざ自分のレールにぽん

          悔しいという感情を知らない子供たち

          とにかく始める。

          とにかく始めることが大切!と言われたので書くことにした。 私の人生は他人からすると結構面白いようだ。 忘れっぽい性格だから、こうやって書き留めておくと良い。 私はシャワーを浴びている時間や、ベッドに入った瞬間などに、 その日1日に人と交わした言葉を思い浮かべる。 あの人はどうしてこんなことを言ったのだろう(言ってくれたのだろう)、または、私のリアクションはあれで正解だったのか? だからこうして、1日が終わろうとする今、”とにかく始める”てみようと思う。 簡単に言うと、私はい

          とにかく始める。