出生体重・身長で人形を作ってみた
我が子が先月1歳の誕生日を迎えました!
生後間もない頃から、1歳になるときにほしいと思っていたものがあります。それが、生まれたときと同じ体重と身長のお人形です。生まれたときの感動をいつでも思い出せるように、写真ではなくより本物に近いものを残しておきたかったから。
ネットでもテディベア型の可愛いのが売られていますが、お値段結構する。1万弱。大事な1歳の記念にケチるんか。そうですケチります。
高くて嫌なら作っちゃおう!ってことで、クマさんは無理だけど簡単なのを作ってみることにしたのです。
材料はほぼ100均、製作日数2日。超シンプルだけど大満足の仕上がりになりましたのでさらりと紹介させてくださいね。
材料そろえます
【材料】
・肌色のフェルト 60×60cm 1枚(セリア)
・茶色のフェルト 切れ端ちょっと(セリア)
・ウエスっぽい薄い布 肌色フェルトと同程度の大きさ(セリア)
・片面接着芯(セリア)
・手芸用ペレット 体重分(ダイソー)
・綿 60g(ダイソー)
・刺繍糸
手芸用ペレットってのはこんなの。知らなかった~便利なものがあるんですね~。
作ります
まずは家にあった段ボールで型紙を。人形の形はTHEシンプル。直線とちょっとのカーブが描ければ誰でも書けるレベルです。ここで頭から足までの長さを身長と同じ長さにしておくわけなんです。
型紙に合わせて肌色フェルトをチョキチョキ。縫い代分1センチくらい大きめに取りますね。
写真を撮っていませんでしたが、髪の毛に使う形(雲を横半分に切ったみたいな形)を茶色のフェルトからチョキチョキ。しておくんですね。
次に、肌色フェルトに文字の刺繍をしていきます。文字は、ローマ字の名前、誕生日、出生体重・身長を入れました。この文字の刺繍が一番時間かかるところ。クライマックスです。刺繍が終わればもうできたも同然。おじゃま大好き怪獣くんが寝ている間に一点集中!です。
ちなみに、名前のところインスタを参考にデザイン刺繍しています。映えたいときの救世主、インスタ先生。
続けて顔と手もちゃちゃっと刺繍して、茶色の髪の毛部分もぬいぬい。
すべての刺繍部分の裏側にアイロンで片面接着芯をあてておきました。安物フェルトなので少しの力で生地がのびーんとなってしまうため、接着芯を貼ることで大事な刺繍の部分を補強しておこうと、そういうことです。
さぁ、刺繍が終わったので完成目前です。目をつむっても出来上がります。
一応目を開けて、刺繍した肌色フェルトともう一つの肌色フェルトをぬいぬい。このとき、胴体の片側だけ縫わずに開けておくんですね。このあと手芸用ペレットを入れるためです。
(写真では分からないですが、刺繍部分の裏側に接着芯貼ってます。写真サボりすぎた…)
次に手芸用品ペレットを詰め込むのですが、フェルトにそのまま入れると縫い目の隙間からペレペレとこぼれ落ちそう。ウエスのような柔らかめの生地で袋を作ってそれに詰め込むことにしました。
(過程の写真を撮っていなかったので説明付画像を…)
最後に綿60gも入れるので、手芸用ペレットは体重−60g分詰めておくんです。完成した袋がこんな感じ。中にどっさりペレットと愛が詰まっています。
できあがった袋を肌色フェルトによいしょと入れ込みまして。さらに、より人間らしくするために袋の上から綿を詰めていくんですね。
【ここんとこに綿を詰めていく】
・足先
・顔
・お腹
・頭の後ろ
・お尻
詰め終わったら、肌色フェルトの縫い残しておいた部分をぬいぬい。中身がかなりパンパンに入るのでちょっと縫いづらいですが、最後のひとふんばり。余裕なふりして結構がんばります。今度こそ本当に完成目前です。
できました!
最後のひとふんばり縫い終わったらはいっ
できましたー!なんて簡単なんでしょう。
さっそくあの頃のように横抱きしてみると…
うおおおおーー!!!!!
本当に新生児を抱いている感覚になります。ペレットが中でいい具合に動くので、新生児のフニャフニャ感も再現されている。予想以上の完成度に、あの頃の気持ちが一気にどどーーっと押し寄せてきます。
こんなに軽かったっけ…こんなに小さかったっけ…こうやっておっぱいあげてたな…あぁ愛おしい…。本当にリアルすぎて涙が出るぅ。旦那も終始ニヤニヤしながら抱いていました。
1歳になった我が子の隣に並べてみると一目瞭然!1年でこここんなに大きくなななったのかぁぁ…!!我が子の成長にまたしても涙ぅ。
安くて簡単!1歳の記念に超おすすめです
今回作った人形は、材料をほぼ100均で揃えたので材料費2000円弱です。形もシンプルなので手順も簡単。刺繍が得意な人は凝ったデザインにすればよし、苦手な人は簡単なライン刺繍だけでもよし。刺繍じゃなくて布用シールを使ってみても良い。やり方次第で誰でも簡単に作れますね。
安くて簡単な上に、抱き心地が想像以上に超リアル。抱いた瞬間、生まれた時の感動が呼び起こされます。1年間の育児で薄れかけてきたあの感動、いつでも味わえるってすごいでしょ!?育児で疲れたときの癒しアイテムとしても活躍しそうです。
1歳の記念品、迷ったらこれっきゃない!
ここまで読んでくれたあなたは是非作ってみて〜。
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