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2025年1月生まれの短歌たち

1月は多忙だったり体調を崩したりと、ハードな1か月でした。締切に追われ、隙間時間を狙って短歌のことを考えるあまり視野が狭くなっていた気がします。

できるだけ伸びやかに短歌を詠んでいきたいのですが、いろいろなものに囚われてなかなか思うようにいきません。忙しいのは忙しいとしても、たぶん皆さん同じように忙しいはず。そのなかで如何に短歌に配分するかが課題です。自分の短歌のあり方も含め、考えていかなければなりません。


約束のメリアへ行こう 平原に立って口笛吹いてみようよ

桃色になりたいねって話してるペリカンはまだ海を知らない

金の環に映るふたりが解けぬよう二重に結わえてあげたランタン
(文喫六本木「架空たんかたび」長崎市、孔子廟にて)

誰からの手紙でしょうか 押し花の栞はどちらに届けましょうか
(短歌イベント「花のへや」第1回「図書室」)

直観に耳を澄まして歩こうか それがINFJならば

ときめきが欲しいときみは言ったっけ まるでコーヒー頼むみたいに

八分の六拍子で舞うローマ字の子音の風はアルペジオに揺れ
(#いい名のうた)


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