静岡県立大学主催「沼津市民シンクタンク キックオフ連続講座(全4回)第3回講座(3月2日)案内」
沼津市民シンクタンクでは、2年前より社会運動基盤の市民活動をつくるプラットフォームを立ち上げるために学習会や話し合いを重ねてきました。
今年度は、これから一緒に活動される方と同じ方向性をもって連帯し社会を変えるための学びとなるよう「まちづくりってなんだっけ」をテーマに連続講座を開催します。
私たち沼津市民シンクタンクは、誰もが安心して豊かに暮らし続けることができる持続可能な地域社会を目指し5つの使命を柱として活動します。
1 グローバリゼーションへの対抗 ローカリズムへ(地域主権)
2 コモンズの尊重
3 市民による自治
4 相互扶助のまちづくり
5 持続的で助け合える経済
詳細は沼津市民シンクタンクHP(使命)をごらんください → https://thinknumazu.wordpress.com/mission/
第3回の講座は、反グローバリズムを支える思想である協同の思想にとって、地域こそが展開の場であるという視点から、「協同の思想と地域」と題して、東京で出版にかかわる協同組合を営み、思想を東北という地域に生かす勉強会である羅須地人協会で活動する平山昇さんと、大阪・箕面市で、部落解放運動をルーツとするまちづくりに取り組んでいる北芝で若者支援に活躍する中村雄介さんをお招きして、お二人から、地域をキーワードに、協同の思想について学びます。
読書家である平山さんには、資本主義に対抗する思想の源流としての連帯・協同の思想をご紹介いただき、この思想を適用する媒介としての地域の意味についてお話しいただき、中村さんには、北芝という被差別の歴史をもつ地域において、どのようにコミュニティ・オーガナイジングを含む連帯・協同の思想と運動が展開され、現在の動きに引き継がれているかをお話しいただきます。
第3回 講座
日時 2022年3月2日(水) 19時~21時
会場 zoom(フォームより事前申し込み要)
※講座前日までにお申し込みください。Zoom URLをお知らせします。
申込フォームはこちら→
https://forms.gle/aWydtCUwciVLiCws8
★講師プロフィール★
◆平山昇(ひらやま のぼる)
1949年東京生まれ。明治学院大学中退。2000年に生協を退職、個人事業「SOHOダルマ舎」を立上げ。2004年にNPO「自主事業サポートセンター」を立上げ、2010年に同NPO清算。生産協同組合を核にした協同組合と労働組合の連携による地域社会づくりを模索し、2019年に『時代へのカウンターと陽気な夢』(社会評論社)、2020年に『西暦二〇三〇年における協同組合』(社会評論社※2020年平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞を受賞)ほかを出版。2021年にワーカーズ・コレクティブ「アソシエーションだるま舎」を立上げ。仙台・羅須地人協会会員。社会的連帯経済を推進する会会員。
◆中村 雄介(なかむら ゆうすけ)
NPO法人暮らしづくりネットワーク北芝職員 1986年大阪生まれ。学生時代バックパッカースタイルで26ヶ国を放浪。以降「衣食住」や「まちづくり」に関わる仕事に関わりたいと思うようになり2011年入職。教育事業で不登校や非行傾向のこども・若者に関わりながら、東日本大震災・熊本地震などの復興支援活動に従事した後、若者支援事業部門を立ち上げる。2018年9月に若者の働く場づくりを目的に一般社団法人YDPを若者と立ち上げ地域の何でも屋事業を展開している。
一般社団法人若者協同実践全国フォーラム理事
一般社団法人生前・遺品整理業協会 理事
大阪人間科学大学 非常勤講師
◆開催講座と講座案内リンク
第1回 2月1日㈫ 「地域コミュニティをつくる」 終了しました
https://thinknumazu.wordpress.com/2022/01/13/kickoff/
第2回 2月28日㈪ 「民主主義を実装する」 終了しました
https://thinknumazu.wordpress.com/2022/01/15/4/
第3回 3月2日㈬ 「協同の思想と地域」
https://thinknumazu.wordpress.com/2022/01/25/3-2/
第4回 3月18日㈮ 「ミュニシパリズムの理念を探る」
https://thinknumazu.wordpress.com/2022/01/27/4-3/
◆コーディネーター
静岡県立大学国際関係学部教授 津富宏さん
◆主催 静岡県公立大学法人 静岡県立大学
◆問い合わせ
沼津市民シンクタンク 事務局 小和田 090-2689-2555