歳を重ねても
1ヶ月以上経ってしまいましたが、3月末に走ったなにわ淀川マラソン(10キロの部)の振り返りを。
名前の通り淀川の河川敷を走る大会。5キロ〜フルマラソンの部までありますが、今回は10キロの部にエントリー。
目標となるタイムを自己申告し、スタート位置を決めるという斬新なシステム。前方にいる人は猛者っぽい人ばかり…。負けじと猛者っぽい人たちに混ざります。
10キロレースなので、スタートと同時に一気に加速。フルマラソンのように後半で失速する可能性がほとんどないので、思い切って突っ込めます。
一瞬先頭に立つチャンスはありましたが、ガチ勢との実力差は歴然。すぐに追い抜かれ、距離を追うごとに差はどんどん開いていきます。2キロも走る頃には先頭は見えなくなってしまいました…。
先頭には付いていけませんでしたが、走力が同じくらいの人とデッドヒートをする展開に。自分が前に出ても、少しでもペースが落ちると前に行かれてしまう。お互いに抜きつ抜かれつする展開になりました。出力が高いので3キロくらいからキツかったですが、競り合う相手がいるので、ペースを落とすことなく終盤戦へ。
デッドヒートは最終盤まで続きました。確実に最後勝ち切るために、ラストスパート勝負に備えます。「備える」という表現を適切に出来ているか分かりませんが、自分の中ではもう1段階ギアを上げられる余力を残しておく、タイミングを見計らってギアを一気に上げる、という感覚でしょうか。
短距離が速くはないのでラストのスプリントに自信は無いのですが、ラストはある意味気持ちの部分も大きいので、無心になって走るだけなのです(笑)。
競り合っていた人をどうにか振り切って最終的には全体6位、タイムは36分28秒でした。
全体6位ではありましたが、30代の部ではまさかの1位!自分でもビックリです!
それでも40代、50代でも自分より上位の人がいて、まだまだ精進しないといけないなと思わされました(最後まで競り合っていた人も50代の人でした)。
マラソンないし長距離は経験が物を言う競技だということを再確認しました。
あのエリウド・キプチョゲ選手も37歳で世界記録を更新していますし、自分も自己ベスト目指して精進していきたいと思います。