ぬまたん

介護の仕事で人との繋がりを感じる。 趣味の走ることで1人の時間を感じる。 そんな日々の中で感じたことを書き残していきたいと思っています。

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介護の仕事で人との繋がりを感じる。 趣味の走ることで1人の時間を感じる。 そんな日々の中で感じたことを書き残していきたいと思っています。

最近の記事

歳を重ねても

1ヶ月以上経ってしまいましたが、3月末に走ったなにわ淀川マラソン(10キロの部)の振り返りを。 名前の通り淀川の河川敷を走る大会。5キロ〜フルマラソンの部までありますが、今回は10キロの部にエントリー。 目標となるタイムを自己申告し、スタート位置を決めるという斬新なシステム。前方にいる人は猛者っぽい人ばかり…。負けじと猛者っぽい人たちに混ざります。 10キロレースなので、スタートと同時に一気に加速。フルマラソンのように後半で失速する可能性がほとんどないので、思い切って突

    • 姫路城が見えるのはゴール直前

      2月26日。今シーズン最終戦となる姫路城マラソン。 今回も振り返りをしていきたい。 朝は9時スタート。前回の別大で3時間前には食事を終えておくという教訓を得たので、6時前には起きて朝食。 ホテルの朝食はまだ開いていないので、前日に買ったどら焼き(大)×1、カステラ×1、大福×1を食べる。勝負飯の黒糖饅頭は最寄りのコンビニには売っていなかったので断念。寝起きで甘いものをこんなに食べるのもいかがなものか…。 天気は晴れとの予報だが、気温は低めなので少し厚着で走ることにする。上

      • 念願の別府大分毎日マラソン

        マラソンを始めてから念願だった別大マラソン。 3時間30分の参加資格記録を切ってから4年、クリック合戦での敗北やコロナでの規模縮小などもあって、ようやく走ることが出来た。 2月5日(日)正午のスタート。朝のんびり出来るのはありがたい。ゆっくり起きてゆっくり朝ごはん。勝負飯には和菓子が良いのではないか、と思い始めてから食べ続けている黒糖饅頭もしっかり食べる。 会場へもゆとりを持って移動。大学の先輩やその知り合いの方と写真を撮ったり談笑したり。普段のレース前にこんなに人と喋る

        • 復帰戦に向けて

          あけましておめでとうございます。 今年の目標は1ヶ月に1回はnoteを更新することです。筆まめになりたいです。 さて、唐突ではありますが、昨年末コロナに罹りました。 誕生日プレゼントがコロナという、もはやネタとしか思えない罹り方でしたが、幸い無事に治って新年を迎えられました。やはり健康なのが一番です。 ここからが本題で、コロナによる後遺症などは無いのですが、感染後の体力低下が著しいのです。 コロナそのものによる身体へのダメージと、1週間の療養期間中ほとんど身体を動かしてい

          3年ぶり3回目の神戸マラソン

          神戸マラソン、走ってから1ヶ月以上経ってしまいましたが、書き残しておこうと思います。 自宅からスタートの三宮まではバスで一本。近場ということでリラックス出来るけれど、油断し過ぎて荷物預けの時間ギリギリでした。やはり適度な緊張感は持たないと。 スタートしてからは基本的に明石海峡大橋方面に向かってひたすら西へ。風は基本的に追い風のよう。5キロ手前で早々にペーサーの集団をパス。もうサブスリーペーサーを捉えたのか、と調子づいていましたが、そんなに速く走れてないぞと気づいたのが15

          3年ぶり3回目の神戸マラソン

          金沢マラソン 〜念願のサブスリー〜

          ほぼ半年ぶりくらいのフルマラソン参戦。 金沢の市街地や名所をぐるっと回り、石川県西部緑地公園陸上競技場をゴールとする金沢マラソン。 序盤は登りがありますが、10キロ過ぎ以降は緩やかな下りと平地が続く走りやすいコース。 晴れて日差しもあり走る分には少し暑いくらいでしたが、寒いと動かなくなる自分にとっては割と良い天気。 調子も良く序盤は快調。登りもスイスイでした。後半いつ脚が止まってしまうか恐怖でしたが、下りも流れに任せて走ります。 その甲斐あって、20キロ手前で予定外

          金沢マラソン 〜念願のサブスリー〜

          37キロくらいに壁がある気がする

          コロナの影響で大会が中止になったりエリートの部のみでの開催となったりで、およそ4ヶ月ぶりのフルマラソンでした。 淀川マラソンは文字通り淀川の河川敷の特設コースを2回往復するコース。前日からの雨も上がり、気温も高くなく、走るにはまあまあのコンディション。 序盤はそうでもなかったのですが、河口方面に走って行く際の向かい風が強い。河川敷なので風除けになるものもなく、ひたすら向かい風の中ペースを刻みます。 それでも前半は快調。サブスリーに向けて多少余裕のあるペースで中間点を通過

          37キロくらいに壁がある気がする

          人生の岐路

          人生には幾度となく選択の機会が訪れる。小さなものからその後の人生を左右するような大きなものまで数え切れないだろう。特に大きな選択の機会に直面するとき、誰にどんな言葉をかけられるかということは、自身の経験を踏まえてもとても大きいものだと感じている。 これまでの自分の人生で、おそらく最も大きな選択だったと思えるのは、転職を決断した時だろう。 新卒で就職して1年目の冬、徐々に仕事に慣れ始めていた頃に学生の時から関わりのあった今の職場で働かないかと誘われた。二転三転の後、結局今の

          人生の岐路

          小野ハーフマラソン

          12月5日(日)小野ハーフマラソン参加。 今回も参加しての雑感を記しておく。 晴天で、気温も低く(スタート時の気温7度)、絶好のランニング日和。といっても冷えると身体が動かなくなるタイプ(というかお腹がダメになる)なので、上は腹巻+ロンT +半袖Tシャツ、下はロングタイツ+ハーフパンツ、さらにネックウォーマーと手袋もつけて完全防寒スタイル。 走っていると身体が温まってくるけれど、日陰に入ったり終盤は冷えてきたりするので、これくらいが丁度良い気がする。 これまでフルマラ

          小野ハーフマラソン

          富山マラソン振り返り〜後編〜

          随分、間が空いてしまいました。 後編では、レース中に感じた思いなどを書いていきたいと思います。 一番感じたのは、沿道の方の応援の温かさ。近くでやっているから見に来た人もいたり、誰かの応援のために来た人もいたりするのでしょう。それでも、見ず知らずの自分にも声をかけてもらえるのが、とても力になります。自分が走っていることや自分の存在そのものが肯定されているような、そんな気持ちになります。走っている間は「がんばれ」「あと少し」といった前向きな言葉をかけてもらえるので、苦しくても

          富山マラソン振り返り〜後編〜

          富山マラソン振り返り〜前編〜

          先日参加した富山マラソン。参加した記録と記憶を残しておきたい。 フルマラソンは約2年ぶり、富山に来るのは初めて、遠征でマラソンに参加するのも7年前の北海道マラソン以来。 新型コロナ対策で検温や消毒があったり、スタート前まではマスクの着用をしたりということはあったけれども、それ以外は至って変わることもなく。綿密に準備されてきた関係者の方に感謝。 知らないまちに来た高揚感と久々にマラソンを走れる期待感とこの2年の積み上げてきたものを試される緊張感と、色々な感情を抱きながらス

          富山マラソン振り返り〜前編〜

          1人で出来るもん?

          「妄想は物語の暴走。聞き手のいない物語は暴走する。」 精神障害の自助グループを運営する方の講演会で紹介された言葉である。 この言葉を聞いて感じたのは、精神障害だけでなく誰にでも当てはまることなのではないか、ということである。 講演ではさらに、以下のような言葉が続けられた。 「1人で考えて1人で判断して暴走してしまう。」 「仲間と対話を重ねることで物語が意味のあるものになる。」 物語には聞き手が必要である。 気心知れた聞き手との対話を通して、お互い共感することで、モノロー

          1人で出来るもん?

          ピープルファースト大会in兵庫に参加して

          記憶が薄れないうちに…。 本日、ピープルファースト大会in兵庫に参加してきました。 ①ピープルファーストとは(間違っていたらゴメンナサイ…)ピープルファーストというのは、知的障害者の当事者運動の組織で、「障害者である前に人間だ」というところから名付けられました。障害者差別や虐待への反対運動、障害当事者の仲間づくりの活動などを行っています。 年に一度、全国の当事者が集まって勉強や交流をするピープルファースト全国大会が、各地のピープルファースト持ち回りで行われているのですが

          ピープルファースト大会in兵庫に参加して

          走るときの感覚

          久々に思い出した。 風を感じる心地良さ(冬は寒いし、無風のときは暑いけど)。 飛ぶように流れていく景色(実際はそんなに速くないんだろうけど、あくまで主観なので)。 色々な雑念や煩悩を置き去りにして、自分の脚の動きや息遣いに集中する。 走ること以外の余計なことを考えられなくなり、意識できる領域が徐々に狭まっていく。 身の回りの色々な事象に振り回され、意識があっちこっちにいってしまう状態から、何も考えられない状態に没入していく感覚。 徐々に重たくなってくる脚。荒くなる

          走るときの感覚

          しがない介護職員が自分の取り組みについて語っちゃいます

          新年度ということで、今自分が取り組んでいる仕事の魅力について少し語ってみようと思います。 現在、自分は障害者のデイサービスに勤めています(知的に障害のある人がメインです)。日々色々なことが発生し、一喜一憂する毎日ですが、ぼちぼち楽しくやれているかな、と感じています。それぞれの人との付き合い的な要素も多々ありますが、やっぱり自負と誇りを持って取り組んでいるところも大きいので、ここでは敢えて「仕事」と表現します。自分が今の仕事で魅力を感じている点は、大きく2点あります。 1.

          しがない介護職員が自分の取り組みについて語っちゃいます

          不要不急って何?

           新型コロナウイルスが流行し始めてから早1年。まだまだコロナ禍真っ只中、幾度となく「不要不急の外出は控えて下さい」という言葉を聞いた。散々聞かされた言葉ではあるが、誰がどうやって「必要な」外出か、「不要不急な」外出か判断するのだろうか。おそらく自分自身の判断で、今やらなければいけないかどうか、新型コロナの感染リスク、自身の体調などを踏まえた上で、外出するか、延期するか、はたまた諦めるのか、判断するのだろう。果たして、それで良いのだろうか?  この1年、「コロナだから」という

          不要不急って何?