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『インプロせぇへん?』

どうも、関西を中心に舞台俳優として活動しているぬまたぬまこです。

今回は、私が作品構成を担当している企画『インプロせえへん?』についてまとめます。

「インプロせぇへん?」
...企画 ハラマサ、作品構成 ぬまたぬまこ、制作 林真子・青城里花の4人がチームとして運営。
主に関西小劇場で活躍する俳優とともに、キャリアや団体の垣根を超えてつくるインプロショー。
俳優にとっても観客にとっても、【関西でインプロをもっと身近なものに】することを目標として活動している。
過去公演は、2024年8月3,4日「インプロせぇへん?vol.1」、10月26,27日「インプロせぇへん?vol.2」、11月23,24日「インプロせぇへん?vol.3」。

インプロせぇへん?公式SNSより

制作メンバー

インプロせぇへん?のメンバーは私を含めて4人。
メンバーといっても、我々は制作メンバーだ。

というのも、『インプロせぇへん?』の目的は、「インプロに馴染みのない人が、インプロに触れるきっかけを作る」こと。
そのため、我々4人の最大の仕事は、場づくり(継続的な公演の運営)だ。
制作メンバーにとっては、出演以上に大切な仕事である。
(まあ、4人ともインプロ大好きすぎるから、ずっと出たいし出てほしいけどね)

個性的で魅力的で素敵な4人なので1人ずつ紹介する。

ぬまたぬまこ(ぬまちゃん)

私。
生粋のインプロ好き。
「個性的で魅力的で素敵」と言った直後に自分を紹介できるメンタルを持っている。
『インプロせぇへん?』では、主に作品構成(稽古メニュー作成・ファシリテーター・本番中のMC)を担当している。

ハラマサ(まーちゃん)

圧倒的ムードメーカー。
この企画がスタートするまでは、インプロほぼ未経験。
少年のような目の輝きを持ち、光の速さでインプロバイザーへの道を歩んでいる。
『インプロせぇへん?』では、企画と制作全般と外交、つまり公演の顔を担当している。

青城里花(りかち・しろちゃん)

キッチリカッチリしている。
この企画がスタートするまでは、インプロに苦手意識があったそう。
稽古では、壁にぶち当たる度に、凄まじい根性で乗り越えている。
『インプロせぇへん?』では、主にお金周りや書類作成、予約管理など、キッチリカッチリしなきゃならないことを担当している。

林真子(まこち・まるこ)

賢いゲラ。
この企画がスタートする前から一緒にインプロの稽古をしていたマブダチ。
稽古場で他人のシーン(お芝居)をみている時、よく瞬間湯沸かし器のように笑い始めてはツボに入っている。かと思えば、フィードバックは知的。
『インプロせぇへん?』では、主に画像製作や動画編集など、センスの問われることを担当している。

左から、ぬまたぬまこ(ぬまちゃん)・ハラマサ(まーちゃん)・
青城里花(りかち・しろちゃん)・林真子(まこち・まるこ)

発足きっかけ

2023年12月『PLAYULTRA Grand Tournament 2023』にて私とまーちゃんが共演。
2024年5月まーちゃんが主催している朝劇大阪『スーパーイエローサンド』に私が出演。打ち上げにて、まーちゃんから「朝にインプロショーをする企画を作りたい」と誘われる。
2024年8月『インプロせぇへん?vol.1』を上演。

ちなみにこの『インプロせぇへん?』という企画名は、「子どもたちが遊びに誘うときの候補に挙がるくらい、インプロを身近なものにしたい」という願いを込め、関西で生まれた企画であることもわかるように関西弁で、まーちゃんが付けた。
私が一番始めに企画書に書いていた名前は『朝インプロ(仮)』。
質素すぎてワクワクしないので、これにならなくてよかった。

近い今後の展望

たくさんあるので箇条書きで。
制作メンバーに共有したものもあるが、あくまで私が個人的に考えていることだ。

・京阪神ツアー
・学校公演
・ワークショップ
・月に一回のショー(定期開催)
・週に一回のYouTubeでの発信(演劇界の外へのアプローチ)
・制作メンバー4人だけのショー(ロングフォーム?)
・制作メンバーのMC、ファシリテーターの稽古→ゆくゆくは全員できるように

遠い今後の展望

年齢やキャリアを問わず、インプロ経験の浅い(あるいはまったくゼロの)関西の舞台俳優たちとショーをし続ける企画でありたい。
実を言うと個人的に、ゆくゆくは「関西の」「舞台俳優たち」であることも問わず、全国的にさまざまな職業の方が出演するインプロショーにしたいとも思っている。

そして、いつも当日パンフレットに主催コメントとして書いている通り、いつか本当に、休み時間の校庭や放課後の公園に、インプロゲームで遊ぶ子どもたちの声が響き渡る日を、私は夢見ています。

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