イロトリドリの世界へ
こんにちは。ぬくぬくママSUN'Sのかなちゃんです。
今日はぬくぬくマルシェ🏳🌈イロトリドリです。
沢山の方にご出店、ご協賛、ご協力いただき、
何より、こんな私をたくさん助けてくれる
愛する法人スタッフ、そして仲間たちに感謝です✨
共に約9か月かけて準備をしてきました。
といっても、私は助けていただくばかりで
大したことはできていませんが
本当にみんなでがんばって準備をしました。
今日は、たくさんのボランティアさんも迎え入れ、
みんなでつくるマルシェです。
関わる人の年齢も、性別も、障害の有無も、特性も
本当にさまざま。
多様な人が集える場、みんなで互いのことを考え
みんなで仲良くできるようにと願って
作った場です。
私は、小さい時からなぜか、
「みんなが仲良くしてほしい」
という気持ちが強いです。
弱いものをほっときたくない、という気持ちもとても小さい時から強かったです。
私の卒業した川岡小学校のすぐ近くには、
かわなべみどり園という知的障害者施設があります。
私が小学生のころから、障害のある友だちとの交流があり、
私はそのころから、なんだか、みんなで一緒にいたいなと思う気持ちが強かったです。
私の母は、
東北地方から香川にお嫁に来て、ひとりぼっちでした。
慣れない南国の地で、義理の両親との暮らし。
生まれ育った環境も、価値観も異なり、
多様な特性をもつ私の家族は、
仲良くすることが難しいこともありました。
私の妹は、みんなが女の子と思っていたけれど、
本当は中身が男の子でした。
わかっているようで、
わかりあえず、
いつもぶつかり合い、悩みながら今まできました。
私も、自分の子どもたちに
「こうあってほしい」
と思う気持ちが強すぎて、
子どもを傷つけてしまったことがたくさんあります。
愛が強くて、受け止められなくて、
好きになれないこと
抱きしめられないこと
一緒にいられなくなることもあります。
誰かを悲しませたくない、
誰かを怒らせたくない、
そんな気持ちでいっぱいの
人生をこれまで過ごしてきたと思います。
愛する人にもたくさん出会い、
私を愛してくれる人もたくさんいました。
私を大嫌いになって、去っていく人もたくさんいました。
「嫌いな奴なんてほっとけよ」
「かなちゃんにプラスのない人たちに近づかないほうがいいよ」
多くの人がそう言います。
でも、私はずっと悲しくて、
ほんとは一緒にいたいな、
また会いたいなと願ってしまうのです。でも怖くていつも戸惑っています。
私なんて、生きている資格がないな、と、毎日思っています。
何もできないし、何の能力もないです。
ネガティブの塊です。
ただ、私がしたいことは、
いろんな人が、分かり合え、笑いあっている空間です。
自分を犠牲にしなくてもいい。みんなで愛し合える空間です。
それを作るためには、
【べき】は、捨てなければなりません。
【絶対】も、おいてこなければなりません。
【○○のほうがいいんじゃない?】というアドバイスも飲み込んだ方がいい時もあります。
難しいことです。
受け止め、共感し、寄り添う。
助け合い、笑い合う。
背中をさすって、大丈夫だよと言う。
それが、誰もが求める
【生きるパワー】
なのです。
怒っている人にも、分かり合えそうにない人にも
そうやって、できたらいいな。
でもなかなかできない。
でも、いつかできたらいいなって思います。
私の19年間の3人子育てが、そのことに気付かせてくれました。
長女の小食、
一生懸命取り組んだピアノの習い事、
長男の不登校、
3人ワンオペ育児しながら、活動をつくりあげてきた
地獄だけどかけがえのない日々。
私は、何一つ手を抜くことなく、
限界まで苦しい子育てをしてきました。
でもそのやり方は、自分をいじめ、自分を否定し、
子どもを否定することにつながることに気付きました。
何もかも、うまくいかない私が
やっとやっと気づきかけてきたこと。
それをみんなに伝えたい。
私は、多様な人がみんなで笑い合える場を作りたい。
そしてみんなが助けてくれて、
今年もまたマルシェが開催されます。
ぜひぜひ、ご来場いただけたらと思います。
お待ちしています。