子どもも大人も
こんにちは。
ぬくぬくママSUN'Sかなちゃんこと中村香菜子です。
クラウドファンティング終了から早一週間。
沢山の応援本当にありがとうございました。
また日々の活動を実直にやっていきたいと思いました。
昨日は、久しぶりに「ぬくぬく託児隊」として一緒に託児のお仕事をしてきました。11名ほどの0~3歳児を子育て講演会の間の2時間お預かりするお仕事です。
みなさんよく理解されていない方が多いですが、「託児」は、「保育」とは少し違います。「保育」すなわち、幼稚園や保育所等で年間通してお子さんをお預かりする場合は、一日の流れや年間の計画を通して子供に長期的に関わっていきます。
一方で「託児」は短時間、それも単発的にお子さんをお預かりするため、安全に健康に子どもが過ごせることが第一優先で関わっていきます。
母子分離したことのない乳児にとって、初めて来た場所、初めて会う人に抱っこされ、安心感のあるママやパパがどこへ行ったか見当もつかない状況は、パニックそのものです。
託児者は、「ママがお勉強終わるまで待っていようね」と、声をかけて抱っこしますが、子どもが不安な気持ちでいっぱいなのが伝わってきます。
同じ乳幼児でも、表現方法は様々です。
とにかく泣き叫んで、助けを求める子。
無表情で固まったまま、動けなくなる子。
こみあげてくる涙をこらえながら必死で託児者にしがみつく子。
泣いたり、遊んだりを繰り返しながら切り替え上手な子。
つらいね、ママに会いたいねと、共感しながらも、遊びに誘ってみたり、おもちゃを見せてみたりしながらできるだけ、気持ちを切り替えられるように、時間を過ごしていきます✨
ひとりひとりを観察しながら託児していると、小さくてもこんなにも表現方法がみんな違うんだなと、感心してしまいます。
きっと、大人も同じなんだなと思います。
同じことが起こった時、「楽しい」とか「悲しい」とかの感じ方も人それぞれだし、それを周りにどう表現するかも違います。
そして大きくなると「価値観」というものさしが全く1人1人違ってきます。「正しさ」「間違い」も、価値観(ものさし)が変われば180度変わることもざらにあります。
託児をしながら乳児さんでこれだけの「差」があるのだから、大人はもっともっと「差」があって当たり前だなと思います。
私はできるだけその「差」をまるっと愛せたらいいなって思います。
違うけれど、手を取り合いたい。
違うから、距離感を持ちながらつきあいたい。
そうやって、対立しないことが大切だと思ってます。
先週金曜日にプレゼンさせていただいたcoba高松でのイベントの題名は
「共創」でした。
これからは対立の時代ではなく、ビジネス界も共に手を取り合う時代だということです。
そして、ビジネスは利益追求だけでなく、サスティナブル(持続可能)であるべきだとも言っていました。
ビジネスもお金を儲けることだけが目的ではなく、地域課題を解決しながら、自分が暮らしていけるだけの利益をいただく、それが生きるということなんだなと感じました。
私は、ビジネスをしているわけではありません。
非営利型の一般社団法人です。でも、87%自主財源ということを考えると、ビジネスとも似ている点もたくさんあります。
どんな仕事も、お金儲けが1番に来てしまうと仕事の質はぐっと落ちていくように私は感じます。
やりたいことがある、誰かのためになりたいという気持ちがある、それを実践することで、あとからお金がついてくるというのが私の考える生き方です。
様々な価値観、様々な人がいる中で、
やっぱり私は、みんなと仲良くしたいわけです。
立場があっても、なくても、大人も子どももみんな同じです。
子どもたちから教えてもらうことはたくさんあります。
いつでも、子どもたちと共に、私は幸せを創っていきたいです。