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忘れかけていた宝物
こんにちは!ぬくぬくママSUN'Sのかなちゃんこと中村香菜子です。
今日は4月20日。本当だったら、子供たちは小学校で運動会の練習がはじまったころ・・・私も毎日講座にでかけたり、打ち合わせをしたり・・・毎日様々な人に会って仕事をしている日々だったのかな?
「最近、今がいつなのか、わからんね」
と、副代表まいこちゃんに話しました。
「歌を歌っていないからだと思う」
と、まいこちゃんは答えてくれました。
私たちは、講座で、毎回季節の童謡を歌います。4月は、「チューリップ」「お花がわらった」「ぶんぶんぶん」「こいのぼり」たくさんのかわいい童謡があります。
皆さんおうちで歌ってくれてるかな?
そんな風にいつもの4月とは違う毎日を過ごしている方も多いのではないでしょうか・・・
まいこちゃんと、不安や悲しみの想いを吹き飛ばそうと、メッセージ動画を作成しました。みなさんへの愛をこめています。
先週の高松市保育所でのクラスターをきっかけに、高松で子育てに関わる人のくらしや、キモチはまた大きく変わりました。私は、保育士であり、親であり、子育て支援者であります。
様々な人の立場や不安をお聞きするたびに、心をいため、自分になにができるのか、もとに戻るのはいつなのか、いや、戻らないのか、考えていました。
保育所幼稚園への自粛要請がでてから、園を休む選択肢を選んだママも、仕事のため通わせ続ける選択肢を選んだママも、苦しい思いを抱えている現状を感じました。
どちらもリスクがあり、どちらもいいことも、大変なこともある選択肢・・・。本当に悩ましいことと思います。
今、私がみなさんに伝えたいと思うことは、
「あなたが選んだ選択肢に自信をもってほしい」
ということです。
ここで注意したいのは、「結果」が正解と結びついているわけではないと思うのです。
あれこれ考えて、子供のため、自分のために選んだ選択肢は、誰に何と言われようと「ベスト」なのです。
その過程で、きっと、得られるものがたくさんあるはずです。
そこに自信を少しでも持ち、子供たちの前で機嫌よく笑顔でいられるママでいてほしいなと思います。
最近よく自分が考えていたり、話す人に言っているのは
「コロナでよかったことを3つ言ってみよう」
です。
みなさんはありませんか?こうなったからこと、気づけたこと。
忘れかけていた宝物を見つけたということはありませんか?
私も、会う人を極端に減らして日々を過ごしています。
予定もたくさんなくなりました。
でも、ぬくぬくママSUN'Sは、常にリモートワークをしているので、相変わらずやることがたくさんで、たくさんのママたちとつながっている毎日を過ごせています。
実際に会え、話し、いろいろなことができる家族や、近所のひとたちののつながりのありがたさを実感しています。
私自身は、3人の子供たちの学校がない日々を、嘆くことも辞めました。
今回のことで、「学校」という大きな組織に頼り切って子育てしていたということに気づきました。
学校がないからこそ、そして、私が子供のことをしっかり見てあげられない(自分のことばっかりするのでw)母親だからこそ、子供たちは「自分で考える、気づく、切り開く」体験ができるチャンスだと考えるようになりました。
戦争中、学校に行っていない人たちが、戦後たくさんの経験をバネに成長したように、今の小中学生も、今の経験から感じ、考え、気づき、きっと未来を生き抜いてくれると感じています。
以前から、できるだけ近く、できるだけ人のいないところ、できるだけお金をかけないところ、が大好きな我が家は特に変わらず休日を過ごし、なんとか、毎日ごきげんでいられています。
コロナな社会になったからこそ、
自分が大切にしていること、忘れたくないことを思いだします。
「忘れかけていた宝物」は今自分の目の前、手の内にあったのです。
親、保育士、教師、介護従事者、医療従事者・・・さまざまな人をケアする人こそ、まず、自分が元気で健やかで笑顔でいてほしいと願います。
「大きな不安や怒りや、悲しみは、
大きく強いものから小さく弱いものに伝播します」
上司から部下、男性から女性、母親からこどもへ、兄から妹へ・・・
だからこそ、まずは自分が、ごきげんでいたいとおもうのです。
・おいしいものを食べていますか
・誰かと笑いあって話していますか
・誰かと不安な気持ちを共有できていますか
・泣きたいときに泣けていますか
・ゆっくりお風呂に入っていますか
・今日の空を見上げる時間を持っていますか
・十分に眠れていますか
★子育て中のママをはじめ、多くの人は全部は無理だと思います。1つからでも誰かの力を借りて実践してみてほしいです。
たたかわなくていい、勝たなくていい。
ずっとずっと、そのままのあなたが笑顔でいられる方法を考えていきたいと思います。
笑顔は、笑顔を呼びます。
誰かの笑顔が、誰かを笑顔にします。
不安や悲しみを口に出すより、一瞬でも笑える時間を増やしていきたい。
ぬくぬくママSUN'Sは、リアルな場が持てなくなっても、ママたちの「居場所」であり続けるために毎日インスタ配信などを行っています。
これからも少しでも皆さんとつながっていけたらなと思っています。
みんな十分にがんばっています。
そのままでOK。
「みんなあなたを愛してる」