自分ニュースで乗り切ろう
こんにちは!ぬくぬくママSUN'Sのかなちゃんこと中村香菜子です♡
2021年になってもう半月がたちましたね。依然と社会の状況は厳しいものがありますが、目の前のことを大切にしていきたいなと思います。
ぬくぬくママSUN'S子育てサークルでも着々と「ぬくぬくスペシャルくらぶ」への準備ができております。練習の時間、ママたちはみんないきいきしていて、子供たちはそのママたちの周りで思い思いに遊んでいます。
一歩街へ出ると、目に見えないものに恐怖を抱きながらの生活。子供も大人も笑顔が見えず、本当に息苦しい世の中になったと思います。このことを、「コロナ」のせいと認識している考え方が多いので、コロナに負けないとか、コロナを吹き飛ばす、などの表現が多く目につきます。
私の考え方では、それは「コロナ」ではなく、「人間」が作り出したものではないかと思っています。私の中にもある不安、他者からの不確実な情報、そのようなものが作り出した社会なんじゃないかなと思います。
私も、心配性なタイプなので、テレビやネットの情報を見るたびに不安になり、怖くなり、自分がどんな風にこの社会やウイルスとつきあっていけばいいのか毎日悩むばかりです。
それでも、ずっとぬくぬくママSUN'Sが大事にしてきたものを思いだす度に、「やはりそうじゃない」と、誰かの言ったニュースを「自分のニュース」に書き換える作業をしています。
私の場合、自分の考えに自信がそんなにないし、ひとりよがりになるのは極端に嫌なので、他者からの情報に耳をふさぐことはしません。
ニュースや自分と違う考えの人の話も聞いたうえで毎日考え、ひとつひとつ判断しています。
久しぶりに先週は土鍋ごはんやみそ汁の作り方をみんなで学ぶ「キホンのごはんのかい」を開催しました。
私たちがずっと大事にしてきたのは、「母の手」で子供たちの食事をつくること。今はパパもご飯をつくることも多いので、「母の手」というのは変かもしれません。でもここで言う「母」というのは女性やその人間を指すものではなく、「母性」のようなものだと思います。
手に塩をつけてぎゅっとしぼったおにぎりは、自分の家のお母さんだけの味がします。消毒液にそのすばらしい愛を含んだ「常在菌」を殺されることは本当に胸が痛みます。
経済活動においてはないがしろにされがちな、昔から女性が担ってきた「ケア」の仕事。その仕事にも私は価値を感じます。
消毒液のCMをしたあとに、手荒れのためのクリームのCMが放送されている。まさに「人間」が経済活動のために作り出した情報だなと私は感じます。
それなら、私たち「人間」が行動を変えることで、どんなウイルスがいても一緒に生きていけると思います。
人間はいつか死ぬのだから生きることがこんなにも美しいのです。
やはり私が大事にしたいことは、人と人とのふれあい、ぬくもり、手のひらや体の中に無数にある私たちを守ってくれる素晴らしい「菌」たち。
熱を出したり咳を出したりしながら自然と健康を調整することができる、人間のパワー。
自然の色はあざやかで美しいです。季節の野菜をおいしくいただく。栄養価も高いと思います。こんな感動を忘れないでいたい。
分量を量って決めるのではなく、その日の気温や湿度に感覚を研ぎ澄まして。「おいしい」と感じるその自分のものさしをしっかり持って。
「楽しい」「おいしい」「寒い」「暑い」「しんどい」「ドキドキする」「ワクワクする」「かゆい」「辛い」「苦い」「嫌い」「好き」
すべては外側にあるものではなく、自分の身体の反応なのです。同じものを食べても同じ体験をしても同じウイルスに罹患しても人によって感じ方はさまざまです。
機械で同じようにはかったものや、トリセツに書いてあるようなやり方ではなく、自分の中のその感覚を研ぎ澄ませていくことで健康や、子供の幸せを高めていきたいです。
情報が多いからこそ、「自分ニュース」をつくりませんか?
目の前に見えていること、今自分の身体で感じていることをおいてけぼりにして、テレビや携帯からの暴力的なニュースに心を謀殺されていませんか?
講座でのこんな写真を見ても心が和みます。
やっぱりこれでいい。もう一度自分を奮い立たせます。
人と人が笑顔で笑いあって向き合うこと、近づくことの大切さを守れる場所をつくり続けていきたいと思います。そして、それを望み、のびやかに子育てしたいと思う人が、深呼吸できる場を持ち続けていきたいと思います。
ぜひ、一緒にホッとできる小さな場をつくっていきましょう。
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