映画を見逃すことにしました
私がよく行く映画館で、現在公開中の映画を観ようかなって、先週で記事に書いたのです。
こちらで紹介している『コットンテール』という邦画です。改めて短く説明すると、妻を亡くした男が、妻の最期の願い「ウィンダミア湖に散骨して」を叶えるために、イギリスへ旅立つというヒューマンストーリー。
先週の時点では、本当に行こうと思って書きました。
……が、その後、自分の調子が悪かったり、他の予定があったりでズルズルと日々が過ぎてしまい、映画の方も明日で公開終了という状況に(そもそも観たいと思い立ったのも遅かった)。
ちなみに明日は予定があります……。
一昨日くらいに、観るなら水曜かな~と当たりは付けていたのですが、結局「よし、行くぞ!」とまで気分が向かなかった……。
でもね、公式ページや高評価レビューを読んでみたり、YouTubeの予告動画を再度視聴したりして、気持ちを高める努力はしたんですよっ!?
(※『コットンテール』に対しての言い訳)
今朝までわりと悩んだんですよね。
それでも見逃すことにした最後の決め手は「今は観る気分になれなかった」ってところ。
『コットンテール』はロケ地がイギリスだという以前に、イギリスと合作であり、第18回ローマ国際映画祭に出品・最優秀初長編作品賞を受賞をしているので、クオリティは高いと思われます。
だから観たら、きっと私は感動するでしょう。
「観て良かった!!」ってなるに違いない。
でもその「感動」の気分じゃなかったのです。厳密には「感動」できる状態ではない気がしました。まだちょっと、体調がしんどいのかな? どちらかというと、思いっきり笑ったり、激しいアクションやパフォーマンスで楽しんでストレス発散したい気分だったのです。
もしかして感動するっていう感覚は、それなりに元気がないと生まれにくいのかもしれません。
もしくは心の余裕があるとき。
考えてみれば、狭い場所より広い方がよく動けるわけだし、心が動く(=感動)のも、自分の中にエネルギーとスペースがないといけないのかも。
この度の選択で、そのように哲学してみました(笑)。
そんなわけで、スクリーンでの鑑賞は断念。
映画そのものの公開は終了していないので、ちょっと後ろ髪を引かれる思いですが……。
でもいつか、サブスク配信とかロードショーで観る機会があって、私に元気があるのなら、観たいなぁと考えています。そしてできたら「あのときスクリーンで観ていたら……!」と後悔するくらい感動したいです(笑)。
そのときはnoteで地団太を踏ませてね!(笑)