見出し画像

長陽の節句を学んでみる

 食事管理アプリでAIお姉さんが教えてくれたのですが、本日9月9日は「重陽ちょうようの節句」らしいです。
 初めて聞いた言葉……。皆様は知ってましたか?

五節句(五節供)とは、季節の変わり目に神様にお供え物をしたり邪気払いをしたりして無病息災を願う年中行事です。

もとは中国で生まれた暦で、日本に伝わった後に日本古来の風習や祭礼と結びつき、今の五節句の風習が出来上がりました。そのため、日付や元々の意味には中国の思想が反映されています。

カレンダーサイト・Kinendarからお借りした説明文

 ふむふむ……。つまり節句は、中国と日本の文化が混ざり合った、ハイブリット暦というわけですね?
 奈良時代からあると……まぁそんな気はします(笑)。


 私の場合、節句と聞けば、桃の節句端午の節句、あとかろうじて七夕も連想するかなって感じですが(でもタナバタではなくシチセキと読むんですね、知りませんでした)、1月7日の七草粥の日も節句だったとは驚きです。ただただ七草粥を食べる日じゃなかったんですね(笑)。

 5つある節句のうち4つは、こうして馴染みがあるものの、改めて「重陽の節句(菊の節句)」に話を戻すと……ほぼ知らなくて、なんか申し訳ない。
 あと、菊が旬の花というのも認識が薄かったです。言われてみれば秋の花っぽいですが、キク科と言えば私はタンポポを思い浮かべるから、春と間違えそうです(笑)。

 知らな過ぎて、菊の花に謝りたくなってくる。
(あ……菊花……競馬の菊花賞! そういや秋によくCMやっていますね。なるほど~。蛇足ながら情報が繋がりました。よし、セットで覚えよっと!)


 昔から重陽の節句では、お酒に菊の花びらを浮かべて飲んだりしたんですって~。春は桜、秋は菊の花見酒ですか。うーむ、風流だなぁ。
 そして来週には、中秋の名月で、月見酒でしょ?
 日本人って……外で吞むの好きよなぁ~(笑)。

 外国人から見たら奥手なイメージかもしれないけれど、意外とアウトドアな民族なのかもしれない。自分の国の四季折々な自然のこと、めっちゃ好きですしね~。

 私は禁酒中だから菊酒はしないし、あと節句でよく食べられるらしい栗御飯も食べないけれど、健康長寿を願って明日を迎えようと思います。
 そのうち、おやつに焼き栗ぐらいは食べようかな(笑)。

トップ画像は、大藏達雄さんよりお借りしました。菊見酒……とても上品で優雅なお写真です。白い杯もいいけれど、漆っぽい落ち着いた器もオツですね。菊の花びらが素敵なアクセントです♪


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集