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6年前のことは忘れられない

 最近、私のマンションに、トップ画像のような脱出口の標識が設置されました。まるで南海トラフ臨時情報の件を受けて、急遽対策をしたかのようなタイミング。もちろん、たまたまなのでしょうが(笑)。

 それにしても、台風10号の接近を受けて、各ニュース番組ではよく2018年の台風でのことが紹介されていますね。
 2018年度21号台風、名前は「チェービー」。
 韓国語でツバメという意味だそうです。
 日記というほどマメな記録ではありませんが、当時の私の覚書きノートに書き残していました。


 ニュースでは、6年前、関西空港の連絡橋とタンカーが衝突した事故のことばかり流れています。確かにあれは大事故でしたが、私にとってあの台風は、停電のイメージが強いですね~。

 停電の瞬間のことは今でも覚えています。
 本当に暴風の外を、自宅の窓から恐るおそる眺めていたら、1つずつ家電の電源が切れていったんです。風圧で電線が切れたんだろうなって、そんな予想をしたのを覚えています。

 停電と言っても、当時の自宅は1日で解消しましたが、近所の区間によっては、2日以上かかった所もあったようです。トイレが使えない、スマホが使えない状況なんて、後にも先にも他にまだ体験していません。

 とは言え、停電が一晩で復旧したことと、暴風雨が落ち着いた夜間に外に出たら、近くの大きめの店が電気が通っていて、トイレを1回使えたことはラッキーでした。
 案の定、水のペットボトルはごっそり売り切れていたものの、お茶は残っていたし。……たぶん、停電が長引いていたら、そのお茶を使ってトイレを流していたと思います(笑)。

 みんな、停電で不安だったんでしょうね。わりと多くの人が、あてもなく道端で、お互いに様子を窺ったりしているのが印象的でした。
 思えばこれが、私の最大の自然災害の経験です。


 今回の台風10号が、実際にチェービーのような影響をもたらすかは不明だし、台風に関係なく、地震などの他災害だって訪れる可能性はあります。いずれにせよ防災を意識せざるを得ませんね……。

 あと、非常時にこそ、冷静な判断!
 奇しくも防災デーが間近だし、自分なりにシミュレーションもして備えていこうと思います。


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