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前の家の思い出

初めての仙台で旅先にも関わらず更新料を支払ったら、不意に前の家のことを思い出しました。

ということで、数年前住んでいた家(マンション/築35年/5F/賃貸/1K/駅徒歩2分/月65,000円)の思い出を書きます。

今日で10日目のnoteになるので、多少の恥部(恥ずかしい部分)を晒すことも止むなしと考えます。これでnoteからバッジがもらえます。


ひとつしかないIH

キッチンにはひとつしかコンロがありませんでした。火力不足のIHでした。当時私がカス飯道を歩み続けた理由はここにあります。いまの家はガスコンロが3口あるため、自炊もするようになりました。


流れまくるトイレ

古い構造のトイレなので勢いよく水栓レバーを引くといつまでも、永遠に、水が流れ続けます。

  1. 用を足して

  2. レバーを引いて、

  3. リビングに戻って

  4. 「あれ?水流れっぱなしじゃない?」と
    10分ほどしてから気づき

  5. レバーをもう一度優しく引く

  6. 水が止まります

優しさが足りないと流れっぱなしになってしまうんですね。ひとのみならず、モノにも優しさを持てと、教えてくれたのでしょうか。

足りぬ優しさの罰として
水道代が
かさみました


入り続ける窓のヒビ

とにかく日当たりのいい部屋でした。それ故に(それゆえに??)窓が熱に負けて常にひび割れていました。幸いすきま風が入るほどのヒビではなく、部屋の密閉性は保たれていましたが、たとえ大家さんのお金で交換しても、やがてヒビ割れは復活していました。

部屋の窓にヒビを入れまくる住人、あなたが大家だったらどうしますか?私なら追い出します。なぜなら窓にヒビを入れまくる住人はヤベェ匂いがするからです。

したがって、3度目のヒビ割れを機に、大家さんへ窓の交換を頼むことはやめました。

追い出されたくなかった。


棚の角に貼り付けられたクマ

クレーンゲームで取った手のひら大のTED(下ネタしか話さないテディベア映画の主役:吹替は有吉)ぬいぐるみを、ちょうど私が頭をぶつける位置にある靴棚の角のところに貼り付けていました。

何を言っているか伝わっていますか?

伝わってませんよね

こういうことです

なぜ紐だらけになってるかは忘れましたが、引っ越し時の写真が残っていました。写真ですと、後ろの棚の角がちょうど隠れてしまっていますが、住んでいた5年とちょっとの間、ずっとその角にTEDを磔にしていました。

おかげで我が頭、割れずに済んだ次第。

窓にヒビが入りまくっても、
さすがに頭にまでヒビ入れたくはありませんからね

ハハハ😂

笑うな


すぐ外れる網戸

絶えず窓にヒビが入るような家の網戸は、まともにくっついていられません。すぐ外れます。すぐ外れますが、一応直せば、戻りもします。しかしまた外れます。ですのでやがて網戸はベランダに横倒しで置かれるようになりました。

擬人化された網戸

環境音

たとえば秋の夜長、
あなたの家ではどんな環境音が聴こえますか?

  • 鈴虫やコオロギの鳴き声?

  • 秋風が木々を揺らす音?

  • 近くを流れる小川のせせらぎ?

  • 夜行性の動物たちのかすかな気配?

私の家は違います。

隣に住んでる夜行性のおっさんのくしゃみが昼夜問わず聴こえました。

隣の独身男性と同棲してるのかと思った。


向かいがラブホ

隣から独身の鳴き声がするかと思えば、真向かいのラブホからは明け方、男女の痴話喧嘩が聴こえてきます。目覚ましが鳴るより早く目が覚めたと思ったら、目覚まし代わりに男女が揉めてただけでした。

入る入らないの押し問答ですね。

さっさと入って静かにしてくれや、
と思っていました。


以上、前の家の思い出をご紹介しました。
いかがでしたか?

なんで住んでたんだよとお思いですか?

おっしゃる通りですね。


こんな家ではありますが、
最寄駅から徒歩2分の利便性の高さと

本当は登っちゃいけない屋上に登ったときに見える景色が素晴らしかったため、貴重な20代の多くの時間をここで過ごしてしまった次第。

あーあ、

懐かしいな

隣の独身、

元気にしてるかな...



...


絶え間なく〜

降り注〜ぐ

この

雪のよ〜うに

君を愛せば〜


よかった


前の家の思い出
おしまい

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