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貸し切りの隠れ家的懐石料理「眞」

「ちょっと贅沢しない?」そう言って計画された友人とのディナー。一年振りの再会とたまの自分達へのご褒美という事で奮発をした。札幌は円山の日本料理店「眞」。美味すぎた。どの料理も口にする度に鼻息荒く「痛い痛い痛い痛い」と美味さの余り痛くなったエラを優しくホーミータイ。生きててよかった・・・。友人とは昔、真冬にススキノ から江別まで歩いて帰ろうとして凍死しかけた過去がある。
あの地獄の日を思い出しながら涙して食べた。

一品目


まさに宝石箱。もしその場に彦摩呂がいたら終始「宝石箱やぁ」と言って象アザラシのような目ん玉をぎょろぎょろさせてその美味しさを表現していた事だろう。うむ
 
二品目



体内を満たしてくれる澄まし汁よ。ありがとうありがとう。涙を堪えながら天を見上げ自然の恵みにただただ感謝
 
三品目


穂紫蘇。私は知らなかったこの存在を!これを醤油と新鮮なお刺身に絡めて食すのだがほのかに香る紫蘇の風味がお上品。お上品ざまぁす。ホホホホホ
 
そうそう、この日飲んだ余市の白ワイン。


『北島秀樹』
ネーミングは生産者の方のお名前なのだろうか。水みたいな喉越しにフルーティな味わいでごくごくいけた。三郎と秀樹が頭をよぎった。え
 
四品目


この椎茸はレベチでした。
一口噛むごとに押し寄せる旨味成分の波。あむっ「うま!」あむあむっ「うまうま!」あむっ「うま!」あむっ「うま!」あむ「うまうま!」失いたくないこの瞬間を…!永遠にそこにあれ。フォーエバーshiitake…!
 
5品目


里芋とマコモダケと菜の花が織りなすハーモニー。マコモダケという馴染みのない野菜ですが淡白でクセがなくほんのりと甘いお味でした。市場にはあまり出回ってない気がするのは私だけか。私だけなのか?んあ?
 
6品目


アスパラを確かサワーヨーグルトであえてフルーツトマトを添えた一品。さっぱりジューシーで酔いの回った身も心も一度リセット。さぁ新しい私へ
 
7品目


これがやばかった。静岡産の桜エビのかき揚げがのったお茶漬け。米油でカラッと揚がってて香ばしくて旨味もしっかりで俺があいつであいつが俺で
 
8品目ラスト 


季節のフルールジュレと紅茶で食後のお腹を整えます。整いました!
ご馳走とかけて幸せととく。その心は「どちらも噛みしめますっ!!」
お後がよろしいようで〜〜〜〜!!!

お腹がたっぷり満たされすぎて、リバースしそうになりながらタクシー乗りこむ私達
そこにいた運転手のクセが強く帰りは又大爆笑しながら帰路についた。楽しいひとときは自分達へのご褒美だ。又行こう友よ

※ちなみにこのお店最高に素敵なお店でした。HPは無いようですが「札幌 円山 眞」でググるとすぐ出てきますので是非是非

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