脱属人化の流れと、属人化のニーズを両立させるの巻
育児や介護、病気など、場所・時間に制約がある人たちが増える中
脱属人化=仕事を人に貼り付けず、誰もができるようにする。例えば担当制を廃したり、多能工化を進めたり
が推奨されています。
ところが、現実には「あの人だから仕事を依頼した」「あの人に担当をお願いしたい」という、属人化が求められている場面は驚くほど多く、また、その方が付加価値があり、高い売上や利益を得られる場合が多いです。
また、脱属人化できる仕事は「AI等に代替できる」とも、まことしやかに言われていますよね。
最近読んだ、元CCC人事部長 西尾太氏の著書
「人事の超プロが明かす評価基準」の中でも、
『「自分のスタイルを選べる状況 」になるには 、 「影響力 」を高め 、その人ならではの価値を生み出せるようになることが大前提です 。』
とあるように、属人化の強みが述べられています。
社労士としても、この二律背反的現状にどう対峙すべきか、ここのところ考えています。
ひとつのこたえとしては、やはり
チームでやる・チームで属人化を作り出す
かなと思っています。
◯◯さんに、ではなく、◯◯会社に、または、チーム◯◯にお願いしたいという流れです。
もともと、法人は擬似人間なので、カラーを出していくのがベストでしょうか。
ここは、深掘りしたいテーマでありますね。
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