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神田連雀亭~こんな所行ってみました。#3~

今回は、「神田連雀亭」を紹介したいと思う。足を運んだのは秋から冬へと移り変わりそうな11月上旬。この日、ある友人と神保町の古本祭りに行こうとしていたのだが、まさかの日付間違いを私がしてしまった。

何をしようかな

神田駅でポツンと一人。朝の早い時間から暇になってしまった。何か気になるところは無かったかなと思い、歩きながら考えていたその時、落語を見てみたかったことを思い出した。
この辺りで落語をやっている場所はないかなと、探していると神田に舞台があるとの事。しかも11時からの公演なら500円で見られるというではないか。これは行くしかない。

いざ、神田連雀亭へ

早速早歩きで、神田連雀亭に向かい、入り口で500円を支払い、座席で講演開始を待っていた。そして、曲が流れはじめ、注意事項の説明が始まった!


凄い数の落語家&講談師


1人目の落語家さん“三遊亭仁馬”さんが登場した。どんな感じで始まるのか、落語初めての私はドキドキしながら話を聞き始めた。そのドキドキは不要で、すぐに落語の世界になじむことができた。そして、話がやっぱり面白い。さすがしゃべりのプロである。披露している話に入り込んでしまい、気付いたらオチまで一瞬にしてたどり着いてしまった。おおー。面白いし、楽しい。
2人目として、登場したのは、講談師の“宝井梅湯”さん。講談というと、机があって、とにかく音で楽しみながら物語を聞くイメージがあった。実際に、そのイメージのまま、ある人にフォーカスした話を披露してくださった。基本的には物語なので、脳内再生もしやすく、場面の転換も音で知らせてくれるため、予備知識がなくとも理解することは容易だった。そして、所々で笑えるポイントがちりばめられているため、話に飽きること無く、最後まで集中して聞くことができた。落語とはまた違った話し方というか、話芸だなと感じる。とにかく物語を伝えるときの緊迫感・臨場感は舞台じゃないと味わえないなと感じる。
そして、ラスト3人目は“三遊亭好好”さん。この方の披露してくださったお話が、とにかく面白い。内容を詳しくは書かないが、とにかく面白い。さらにしゃべり方や表情などで、面白さにさらに磨きがかかっていた。やはりしゃべり方や表情も落語を見せるためには重要な要素であるんだなと確認できた瞬間のように感じた。また、導入部分の枕も、物語に続く伏線としても、また枕単体でも笑うことができ、非常に楽しめた。もちろんこの話もあっという間に終わり、ここでお開き。

神田連雀亭って?

帰宅後調べてみると、この神田連雀亭は落語協会・落語芸術協会・講談協会・日本講談協会の二つ目の方が出演されているのだとか。つまりは、若手の落語家・講談師がこの舞台に参加し、腕を磨いているということなのだろう。

のぼりが反転したまま撮ってしまった…

大満足のお昼

いやー、朝から凄いものを見せていただいた。今後、落語や講談をもっと見てみたい・触れてみたい。そして、この日登場してくださった落語家・講談師の方がメディアに登場する機会があれば、注目して見たいなと思う。
そして、読者の皆さんも、神田連雀亭に足を運んでみてはいかがだろうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。
おすすめの舞台や落語家・講談師がいればコメント等いただけると幸いです。

参考文献
Amebaブログ 「神田連雀亭」2023年1月10日閲覧
公益社団法人落語芸術協会 「三遊亭仁馬」2023年1月10日閲覧
講談師 宝井梅湯のオフィシャルウェブサイト 2023年1月10日閲覧
五代目円楽一門会「三遊亭好好」2023年1月10日閲覧

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