気づかなければ
気づかなければ、疑問を抱かなければ。
もう少し、生きやすくなるのだろうか。という疑問が、時折頭をもたげる。
今日、
「何も知らない方が幸せに生きれるんじゃない?」
「知らない、ということを知らない方が幸せに生きることができるかも」
という会話をしていて、その疑問がまた目を覚ました。
大学では批判的思考を身につける練習をしているつもりで、受け取る情報をそのまま鵜吞みにせず、自分の頭で考えるように意識している。
元々好奇心が強いという性格でもある。
「これってどういうこと?」
「これって何のためにしているの?」
「今私が言ったことって論理的につながってる?」
でも、こういう疑問をもって色々考えていると、頭が信じられないくらいに疲弊する。
いずれそれが日常になるのかもしれないけれど、今の私には頭痛をともなうレベル。
そもそも、いろんなことに気がつきやすい・刺激を受けやすい方なのではないかと思う。
つまり、周りを気にしすぎているってことか。
外に出るだけで、五感が色んなことに気づきすぎて、刺激を吸収しきれていない感覚がする。
それが自然の中にいるときや何かきれいで美しいものを知覚するときにはプラスに作用するし、逆もまた然り。
例えば、人と話していても、変な間が空いたり、相手の声のトーンが下がったりすると、「あれ、今何かやらかしたかな?」とドキドキする。
道に落ちているゴミを見て、モヤモヤした気持ちになる。
で、その吸収しきれない刺激(=マイナスの刺激)が、頭痛になる。本当にやめてほしいですね。
疑問をもつことは、私の好奇心から生まれるものであり、批判的思考は訓練しているものでもある。
だから、やめることはできないだろうなと確信している。
気づくことも同様に、やめようと思ってやめられるものじゃない。
だからこそ、「何も考えない」時間とか、「適度に力を抜いて考える」時間も、私には必要っぽい。
とりあえず今日はもう寝て、頭痛が治ることを祈ります。
ちなみに、このテキストをポチポチしながら、「批判的思考って何だっけ?何で必要なんだっけ?」という疑問が生まれました。
楽しい人生だね~。