自分だけの世界
私の生活サイクル
私は今、早朝6時に寝て夕方の5時頃に起きるという不健康極まりない生活をしている。
人間という生き物は昔から、日が登れば起きて日が沈んだら眠るというサイクルで生活を行っており
今の私の生活リズムが異常なのは火を見るより明らかで、日に日に体内時計は狂い自律神経の崩壊に追い打ちをかけている。
自分だけの世界
ここまでに語った昼夜逆転の悪さを知りつつ尚、この生活を選んでいるのには相応の理由がある。
それは夜の「安心感」だ。
私は昼が嫌いだ。
世界が見えてしまう。部屋の窓の外では他人が普通に生活していて
世界の広がりを感じてしまう。この漠然とした広さが私は怖い。
他にも、私のトラウマになるような出来事は大半が昼に起こった。
当然である。人間と関係を持つのは基本的に昼だからだ。
対照的に夜は大好きだ。
窓の外は真っ暗で、まるで部屋の中だけが世界の全てであるかのよう。
コンクリートの壁に囲まれた静かな空間。落ち着くのだ。
誰に何を言われる訳でも無く、傷つけられることも傷つけることも無い。
音楽を聴きながら1人で黙々と片付けをしたり、ギターを弾いたり(もちろんヘッドフォンを使って)、ご飯を食べてのんびりしたり。
普通の人が昼にやるようなことを私は夜にしているだけだ。特別なことは特に何もない。
強いて言うならば、外に出たくても出られないことだろう。
私の住んでいる地域は22時から深夜徘徊になるので、私は外に出ることが出来ない。まぁ出るような用事もないのでこの問題は無視できるだろう。
真っ暗で静かな世界の中で、部屋の中、自分の周り僅かな空間を照らして
まるで自分しかいないような世界で生きたい。
人に傷つけられるのが怖い。気を遣うのが痛い。自分を殺したくない。
昼に起きていると、世界が見えてしまって。漠然とした恐怖に襲われて鬱になってしまう。
「あの時のあの子は今何をしているか」
「あの人は友達と遊んでるかな」
普通の人からすると何の変哲もない、友人に対する思考だが、私にとってこれは警報器の音のような不安を煽る思考である。夜は自分だけの世界、極端に言うと全員死んでいる、元から存在しないように考えられる。
夜に起きるようになったここ1週間、私は比較的正常な精神状態を保つことができている。
リストカットや体の不調も減った。
昼に起こる鬱が無くなるまでは、もう暫く、何ヶ月、何年かはこの生活を続けようと思う。
あとがき
あくまで今の私の考えをなんとか言語化して綴っただけです。
前述の通り、人間の体の仕組み上明らかに良いことでは無いので真似することはおすすめしません。
私と同じような悩みで、どうしても辛いという方は自己責任で試してみて下さい。