自己紹介とnoteを始めた理由
[日本語教師として]
以前は日本語学校に勤務/フリーランス/オンラインレッスン/ビジネス日本語グループレッスン/海外ルールの子どもたちへの日本語 及び 教科(数学)指導/高校生への「特別の教育課程」日本語指導
[その他こんなこともやっています]
絵本未来創造機構 EQ絵本講師®シニアインストラクター/EQ絵本コーチ/オラクルカード直感リーディング認定セラピスト/公文教室スタッフとして教科指導
noteで伝えたいこと
「日本語教師って授業準備が大変!」
「なかなか思ったように使用語彙にならない」
「授業がパターン化されていて活気がない」
「発話が引き出せずに教師側が話してばかりいる」
「会話が盛り上がらない」
そんな悩みがあった日本語教師として、私がたどり着いた「絵本の使い方」についてお伝えしたいと思っています。
そうだ、日本語教師になろう!
子育てから手が離れつつあったころ、
「さぁ自分の人生の時間を、何をして過ごそう?」と考えて考えて見つけたのが’日本語教師’という仕事。
会社勤めを選ばなかった理由は
・気が付いたら応募の年齢制限にひっかかってる!(ものが多い)
・退職しても、ボランティアなどに活かせる仕事に就きたい!
もともと教育学部卒ということもあり、「教える=一緒に成長する」ことが好き。そこで『文化庁指針420時間カリキュラム』で学び、修了直前に『日本語教育能力検定』にも無事合格!日本語学校での勤務を開始しました。担当レベルは中級クラスでした。(初中級~中上級)
しかし…やっぱり「授業準備の壁」がやってきた!!
日本語教師なら必ず、絶対に避けて通れない「授業準備」。
ただ、その中には大きく分けて2つの要素が。
1)文法理解
2)授業で使うものの準備
1)文法理解
これはどうしても必要。全部を伝えるわけではなくても、質問に答えられないので、似ている文法との相違点、間違えやすいポイントなどは特に細かくチェック!
2)授業で使うものの準備
・わかりやすい、誤解しない例文。
・その例文を使う場面提示。
・わかりやすい導入。
・例文や説明項目はPPT?板書?
→ PPTなら準備、板書なら構想を。
・練習方法 テキストにある問題だけで大丈夫?
お気づきでしょうか。教案なんて書いていません。授業の流れを作っていたらそれで充分だと思います。それでも…!!授業準備に時間がかかる!!
こんな授業準備、日本語教師全員一人ひとりがやる必要…ある??
でもこれはまた別の話。
私の勤務先は文型積み上げ型初級テキストではなかったけれど、結局準備するものが多すぎる!場合によっては小物だって準備する。文法に関係なくても季節ごとの日本文化に関係するものとか。。。
いやいや、そんな
「日本語教師ならだれでも知ってる’日本語教師あるある’」に
困ったのではなくて(いや、充分に困ったけど)、
本当に困ったのはこの次。
日本語教師、本当に大変だったのは
そりゃ、一度で理解して使い方マスターして使えるようになる、なんて無理だよね!!復習してスパイラルを作って定着していかないとね!!
でも、それが入ってるテキストばっかりじゃないのが実情。
しかも、私の勤務先はカリキュラムが詰まっていてやることが盛りだくさん!もう復習なんて入れてる時間はないし、どんどん新しい漢字や文法を流し込むのに必死!!カリキュラムとしてちゃんと復習できるように作られてはいたけれど、結局「読解」「文法問題」ばかりの印象でした。
そして転機が訪れました。
コロナ禍で、新米もベテランも一斉にオンライン化の波が押し寄せた!!日本語学校もオンライン化。いろいろ考えた末、そこで私も一念発起、自由の利かない日本語学校を辞めることにしました。いろいろがんじがらめのルールがあって、「やりたい工夫」もできなかったんです。
そこで、フリーランスとしてプライベートレッスンを開始したり、海外ルーツの子どもたちに日本語を教えるNPOで働き始めることにしました。もちろん授業準備はありましたが、テキストを変えるだけでも全然変わりました。しかも、復習などのスパイラルも自分で作れる!学習者を見て、必要な練習だけを追加。こりゃ楽しい♪
大人もそうですが、特に子供たちは「一度やった問題」は飽きてしまいます。しかも「希望してないのに連れて来られちゃった」日本。子供たちの日本語学習への意欲も低くて当たり前。繰り返し繰り返しその文法に接していく必要があります。
が!!思った以上に復習が必要!!ガーン
日本語を理解できるようにするのではなく、言いたいことを日本語で伝えられるようになるために
自分の英語学習が「文章は読めるが話せない」典型的な受験英語の勉強になってしまったので、同じ轍は踏みたくない!でも、授業で使ったPPTを繰り返し使っても出てくるのは当然おなじ文章ばかり。
「自分で考えた言葉」を言ってもらうことが本当に難しい。だけど、これ以上授業準備を増やしたくないのも本音!!
◎まずは日本語のコミュニケーションを楽しむ!
◎「日本語たのしい!」と感じてもらう!
◎話したい、伝えたい、という仕掛けを作って
◎繰り返し使うことで文法の定着を目指す!
そこで目を付けたのは「絵本」でした。
実は私は「絵本のプロ」として、『子供のIQ(知能指数)やEQ(こころの知能指数)をUPさせるのか』『大人もEQがUPする理由』なども伝える仕事をしています。
絵本には、「話したくなる秘密」「学習者みんなに有効な秘訣」があるんです。
そこで冒頭の
ここに戻ります!
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます!
これからは、絵本が持つ「話したくなる秘密」「学習者みんなに有効な秘訣」を伝えつつ、実際に絵本を使った授業などご紹介していきたいと思います。どなたかの授業のヒントになれば幸いです!
以前は、こんな企画も開催しました。
ぜひ、たくさんの日本語学習者に「自然な日本語」がふんだんに入った日本語の絵本を楽しんでもらえますように!
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