娘の生理を把握する母親

こちらの記事と少しつながっているような内容です。だいぶ前の出来事ですが、とても印象的だったので書きます。わたしがいつものように生理痛でふらふらしながらお手洗いから出ると、たまたまそこにいた母親に「今月は早いね!」と言われました。痛みと貧血でぼんやりしながら「うん…」と答えた後で慄然としました。
おわかりいただけただろうか…。めったに顔も合わせない程度の仲にすぎない母親が、なぜかわたしの生理の周期を知っているのである…。 ((((°o°))))キャアアアアア

わたしは毎月、生理用品を入れた箱をお手洗いに置いて使っていました。つまり母親はその箱の有無や体調の悪そうな様子を見て勝手に娘の生理を記録し、周期まで算出していたのです。
しかもそのことを隠すでもなく「今日は早起きだね」と話しかけるほどの気軽さで「わたしはあなたの生理期間を記録しているし周期も把握している。だから今月はいつもより早く生理が来たことを知っている」と暗に告げてくる。わたしがそれを聞いてどうおもうかなど彼女は考えもしないのでしょう。

自分の言動をおかしいともおもわないその態度に、何を言ってもむだだといういつものあきらめを感じたので特に不満ももらさず、それ以降はお手洗いに生理用品を置くのをやめるという無言の抵抗をするにとどめました。多少手間ではありますが致し方ありません。

田房永子さんの著書にも、母親から生理の有無を確認されるという話が出てきます。初潮を迎えたばかりだから気がかりだというならともかく、すでに成人した娘に対してそのような働きかけをしてくるというのは心配ではなく管理ではないでしょうか。まるで妊娠していないことを確かめるかのように…。こわい ((((°o°))))ブルブル