見出し画像

やりたいことリストに交じる「やらなきゃいけない気がする強迫観念」

_________________________________________
平成元年生まれ 同級生女ふたりの交換日記
「人生こなれてきたけどままならぬ」
_________________________________________

 
ヨコちゃんこんばんは、真崎です。

「文学フリマ大阪の制作に集中するので」という免罪符のもと、交換日記を1ヵ月半もお休みさせていただきました。おかげさまで新作完成、文学フリマも無事にヨコちゃんと共同出展のち共同牛角までご一緒できて大変満足です。また誘うね!!(128デシベル)
 
ヨコちゃんは2回目の文フリ(そして初の大阪)どうでしたか? よかったら感想をほんのり聞かせてください。


むっちゃんはどうですか?
ざっくりとした「やりたいことリスト」ではなくて、この半年でやりたいこと・達成したいことで聞かれたらちょっとは変わりますか?

ヨコ→真崎 29通目

 
この半年………ってことはざっくり今年度末ですね。半年後にはもう今年分の確定申告終わってんだ。「やりたくないことリスト」堂々の第1位だわ。

スパンを短くした「やりたいことリスト」……どうだろ。やっぱ短期だろうが長期だろうが何回考えたとて、『フラフラ自由で楽しい働き方の実現』と『商業出版』以外には切実な「やりたいこと」なんてそこまで出てこないんよな。やりたいことリストは「あれも欲しいこれも欲しいもっと欲しいもっともっと欲しい」なハイロウズタイプ向けの作業なのかもね。どちらかというと『海賊王にオレはなる!』の1点突破なルフィタイプです(過過過言)
 
 

ワクワク感で言うとやっぱり海外に見たいもの見に行くのがワクワクするなー。最後3つはなんかやりたいことっていうかやらなあかんと感じていることに近い気もしてきた……。

ヨコ→真崎 29通目


「やりたいことリスト」に「やらなあかんと感じてること」が食い込んでくる現象、あると思います(天津木村)

仕事とか創作に関わることって、やりたいとやらなきゃがグラデーションになりがちだよね。別に誰かから強制されたわけでもないのにこの強迫観念よ。別にならんくても誰も困らんけど、なまじ根本に"やりたい"が居座ってるだけに、やらなきゃ永遠にモゾモゾした気持ち悪さを胃に抱えてなきゃいけない難儀。

今回の文フリで出した新作エッセイも、今春には「やりたい」と思っていたけど夏前には「やらなきゃ(だが面倒くさい)」に変わり、最終的には「でも結局やりたいからやらなきゃ後悔するぅぅ……」ともうwantだかmustだか分かんない複雑な乙女心でなんとか完成させました。前作としっかり同じ轍踏んでる。

ちなみにヨコちゃんの「やりたい&やらなきゃグラデーションリスト」にある「書きかけの記事を完成させて公開する」はもうぜひともお願いしますです。冷凍庫の奥底に保存されているであろう『転校生』テーマの書きかけエッセイ集も楽しみダナァ(明確な外圧)
 


ところで、こないだの文フリ大阪、こちらの交換日記 ~仕事・キャリア編~ を冊子にした『人生こなれてきたけどままならぬ』が思いのほか売れたね!(当社比)

自分個人のエッセイばっかり事前PRしちゃって『こなまま』はあまり宣伝できてなかったけど、我々のことを知らない初見のお客さんでも足止めて興味持ってくれるくらい引きのある作品だったんだな~と改めて嬉しくなるなどしました。

店番しながら「次回作どうするよ?」って話したけど、本来だと『こなまま』2作目として出す予定だった ~結婚・出産編~ については、お互いそこまで"人生ままならない"ほどの悩みもなく結局オレたちの菩薩(彼氏)デュエルに終始しちゃった感があるよね……ってなったね。

個人的には、ヨコちゃん a.k.a 大学時代からの推し書き手とともにまた一緒に作品作りできたら嬉しいな~という想いはありまして。どんな冊子作ったら面白いでしょうね(突然の丸投げ)。『おかあさんといっしょ』にならったほんわか同棲エッセイ『菩薩といっしょ』とか。

もちろん『こなまま』続編を作るとしてもなんやかんやまとまる気はするしアリとして、しっくりこない場合は交換日記に限定しなくても良いかなと思ったり。そうなると完全書き下ろし原稿を用意する必要があるので、労力は、すごい(白目)

まあまあまずはヨコちゃんのお気持ちが大事なのでね! もしまた共作やりたい意思が沸いたらテーマのご相談させてつかぁさい。


【ついでに日記的なもの】
文フリ出るために実家帰省してた時、大学時代のバイト先のめちゃめちゃ仲良かった先輩♀と久しぶりにお茶してきました。1歳上のその先輩、出産後すぐにド難病にかかって生死の狭間をさまよい、今でも某ホルモンを日々摂取しないと1週間もたない命らしく「死ぬまで余命1週間なんよ」と言った言葉が不謹慎ながら超キャッチーで興奮しちゃった。先輩は先輩で、ニッチで理解されにくいその病気の認知を拡げたいらしく「むちょそ(当時のmixiネーム)にいつか記事お願いしたいわ」と言ってくれたので、タイトル『死ぬまで余命1週間』で1本記事書きてぇ!と不謹慎な提案をしてきました。書いたら読んでネ☆

真崎

\毎週水曜更新!フォローうれしいです☺/

 

この記事が参加している募集

読んでくださってありがとうございます◎