見出し画像

【海外拠点紹介】ティッセンクルップ・ニューセラ上海社員 インタビュー

こんにちは。ティッセンクルップ・ニューセラです。ティッセンクルップ・ニューセラ上海(ニューセラ上海)に滞在中は、フレンドリーな社員の皆様といろいろな話をすることができました!

今回は、管理職を務める3名のニューセラ上海の皆さんに様々な質問に答えて頂いたので、纏めて紹介します。

ニューセラ上海の紹介はこちら↓


1. Liu Naさん

経歴: 2009 年カスタマーサービスエンジニアとして入社以降、エンジニアリング、サービスなど様々な部門の要職を担当。現在はニューセラ上海の副総経理および営業部門およびアフターセールス部の責任者を務める。

チームのマネジメントで心がけていることはありますか?

私は、難しいタスクにも柔軟に対応できるチームづくりを目指しています。

これまで上手くいった方法として、1顧客に対し、営業、カスタマーサービス部など異なる部門から3人を指名してワンチームとして対応する体制があります。少人数で問題や戦略を共有しながら、お互いをサポートし合う事で、メンバー同士の心の距離感が縮まり一体感がでてくるのです。

一方問題が発生した場合は、顧客窓口となるメンバーは少数でも、大人数で対策会議を実施します。皆で知識を出し合い議論をすることで、全員にとって有益な経験になるからです。このようなチーム内のコミュニケーションがマネジメント成功の鍵だと思います。

ニューセラ上海について

今年は、ニューセラ上海設立20周年という大きな節目です。この会社は私が入社して以来、順調に発展しています。そして多くの社員がニューセラ上海の文化が好きで、定年まで勤めたいと言っていますね。当社にとって鍵となるのは人材です。会社はこの数年間で大きな変化がありましたが、現在はさらなる発展に向けて正しい方向に進んでいると感じます。

これまでのキャリアで、女性としての壁を感じることはありましたか?

女性にはいくつかの制約や障壁があります。育児のため頻繁な出張は難しいと言う人もいるでしょう。私自身は、営業部に異動したとき娘はすでに寮にいたので週末だけ面倒を見れば良く、仕事や出張と育児を両立することができました。
私は元々技術系のバックグラウンドを持っていたため、自分がまさか営業職になるとは思っていませんでした。でも今では、顧客から「私は技術系というより営業系だ」といつも思われているんです。自分のキャリアを振り返ると、男女の違いは特に感じなかったですね。ニューセラ上海では、男女それぞれの意見を尊重し、能力に基づいてキャリアアップしていると思います。


2. Judyさん

 

経歴:2010年にプロセスエンジニアとして入社。2014年からC.A.R. (コントローリング、アカウンティング、レポーティング) 部に異動し、プロジェクトのコスト管理、コマーシャル*マネージャーを担当。(*プロポーザル関連書類、契約書、輸出入書類のチェック等が主な業務。)

今までで大変だった経験は何ですか?

1番大変だったのは、 2019年頃に担当したインドネシアのプロジェクトです。ニューセラ上海にとって初めての海外EP案件であり、契約ネゴから完工まで全て当社で実行しました。契約先とエンドユーザーが違う国だったので、税金や輸出問題もあった他、契約・支払い条件もとても複雑でした。当時は、経験したことないことが同時に出てきて本当に大変でしたね。

とはいえ、この経歴のおかげで海外EP案件に関わる経験値は大幅に増えましたし、個人の対応力と問題解決スキルも一層向上しました。

仕事のやりがいは何ですか?

契約交渉が行き詰まった時に皆でアイデア出しあって、最終的に契約できたときです。同僚やお客さんに「助かった」と感謝されるととても嬉しいです。数年前に1回契約交渉しただけなのに、未だに覚えていてくれるお客さんもいるんですよ。私は元々技術系のバックグラウンドがあるので、技術・コマーシャル両方の経験を活かしてアドバイスできることにやりがいを感じます。

ワークライフバランスについて

基本残業をしないです。幸い主人はフリーランスなので、家事は分担できています。また、息子の勉強サポートも夫婦で分担しています。例えば、体育(バスケ)と国語は主人が、理科と英語は私が支援しています。できる範囲ですが。(笑)
私は、会社の人と話したり、働いていた方が精神のバランスがとれると感じます。家だと息子の勉強のことを考えたりしてしまうのですが、働くときはそういうことを忘れて集中できる。
でも仕事とプライべートの境界感を持つことは大切ですね。ドイツ人は休暇に入ると一切メール見ないじゃないですか。(笑) 日本人や中国人は、休暇中でも割と返信しちゃうところが同じですよね。

ニューセラ日本の社員へアドバイス:説得力が大事

私は日本で10年間生活していたので、性格的には中国と日本の中間だと思っています。私が日本にいたときは、やはり周りの雰囲気に影響されていましたね。中国に帰ったばかりの時、中国人の上司には「なんで日本人みたいに遠慮するの?自分の考えをもっていいんだよ」と言われたこともありました。(笑) 日本人は周りの意見に左右されやすいと感じるので、人間関係を気にしすぎずにもっと率直に意見を出しても良いと思います。

あと英語での表現力(例えば、英語でのプレゼンやコミュニケーション力)を磨くことも重要ですが、自分の考えを持ち、周りが納得できる説得力を磨くことが一番必要だと思います。

3. Wayneさん

経歴: 2005年に入社。プロジェクトやHSEマネージャーとしての経験を積み、現在は調達のマネージャーを務める。

ニューセラ上海の好きなところは?

ニューセラ上海では、能力に応じて多くの責任ある仕事を任される機会があります。オープンで透明性のある社風も好きです。上司や経営陣とも、立場に関係なく議論することもできます。仕事において社員はそれぞれ独自の考えを持っています。社員が気軽に声を上げることができれば、マネジメントは彼らのニーズをより理解できるようになると思っています。この会社は規模感が丁度良く、社員の皆さんはとてもフレンドリーです。サポートが必要なときはいつでも、助け合える雰囲気ですね。

やりがいを感じるときはどんな時ですか?

入社当初はプロジェクトマネージャーを務めていました。プロジェクトの管理は達成感がありましたが、正直ただプロジェクトをこなしている感覚でもありました。今はマネージャーとして、チームメンバーがジュニア~シニアバイヤーへと成長していく姿を見るときに、やりがいを感じます。私は、チーム全員が成果をあげられるように、メンバーにとって良好な環境を提供したり、スキルを活用できる機会を与えていきたいと常に思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました!