人嫌いによる「コミュニケーションを生む場作り」
おはようございます。
今日は高校の同級生との予定のため東京に行く日なのですが、あやうくブログの存在を忘れて楽しんでしまうところでした。
さて、本日は『人嫌いによる「コミュニケーションを生む場作り」』というテーマで書いていこうと思います。
昨日、自分が関わらせてもらっている8BANの交流会がありました。
8BANとは8BANリノベーションという、「心地よいチャレンジの場を創出する」というコンセプトで、新潟県古町地域を中心に8BAN PARKや8BAN YELLなどの事業を展開している団体です。
昨日はその8BAN PARKにボランティアスタッフやお客さんとして参加してくれた人たちとの交流を深める会をやりました。
この会の最大の目的は、コミュニケーションをとって仲良くなり、今後のPARKに参加しやすくなってもらうことと僕は認識しています。
となると交流会に必要なのは、当然コミュニケーションが取れる空間です。
誰かの独演会状態になったり講義の状態など、コミュニケーションが取りづらい状態になるのは避けなければなりません。
そこで今回は、鍋を作ってそれをみんなで囲って、つつきながらわちゃわちゃ喋るというイメージで設計しました。
理由としては、焼肉や鉄板焼き、鍋などみんなで一つのものを共有する空間でコミュニケーションが生まれるのではないかと思ったからです。
結果としては完全に設計ミスでした。
確かに、みんなで鍋を囲みみんなでコミュニケーションを取るという構図はできましたが、結果的にこの構図がよくなかったです。
具体的な状況を書くと、空気が止まったような時間が結構できてしまったという感じです。
次何の会話しようと探る時間が多かった。
原因はいくつか考えられますが、まず初対面の方が多く、ちゃんと気を遣える人が集まったため、無鉄砲に会話のきっかけを作れる人がいなかった。
何より、自分自身「場を回す」という行為が最大級に苦手な分野であるということ。
なのに、アドリブで場を回す能力が必要という状況に頼ってしまったのが1番の原因だと考えています。
最初からワークショップ的な感じで無理やりコミュニケーションを生むような仕組みを作ればよかったのではないかというところなのですが、個人的にそういうことを今回はしたくなかったというのがあります。
堅苦しいものではなく、自由なコミュニケーションのなかで生産的な会話や繋がりを深められる会話が生まれてほしかったので。
ワークショップでは、相手のことは知れても心の繋がりまでは設計できないと思っているので、交流会である必要がなくなってしまったり、なにより仲良くなるという目的が達成されないと考えたので、前述したような設計をしました。
で、まあ結果的にはコケたのですが、じゃあどうすればよかったのか。
谷大輔が場を回す能力を高めた方がいいのか。
そもそもデザインを変えた方がいいのか。
この場合だと後者です。
能力を高めた方が汎用性があるしいいのかも知れませんが、はっきりいうと自分には無理です。
アドリブでその場その場の状況を読み取り、みんなのコミュニケーションが増えるように立ち回るのは自分の気質的に無理です。
ということで、やらなきゃいけないのはデザイン一択です。
人の能力値に頼ってしまった今回の反省を活かし、人の性質を活かすデザインをしなきゃいけない。
今回で言うと、鍋を囲むという行動の制限を作ってしまったのが最大のミスだったのでそこをデザインしなおします。
まあなんでこれが最大のミスと言えるかというと、お開きになった後片付けのときに2、3人ずつくらいでばらけていたのですが、その時はみんな普通にめちゃくちゃ喋れていたので、
テーブルについていなきゃいけないような構図を作ってしまったことで逃げ場がなくなり、みんなとできる会話をしなきゃいけないという雰囲気ができてしまったんだなと感じたからです。
ということで、今度やるときはバイキング形式にしてやってみようと思います。
みんなで一つのところに集まるのではなく、動くというところを考えてデザインします。
11月いつできるか分かりませんが、もし参加してみたいという方がいたら僕のインスタをフォローしてください。
そこで情報を流します。
今回は場のデザインの実験的な内容になりました。
ここまで読んでいただきありがとうございます!
ぜひまたお願いします!
ではまた!
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最後にちょっと宣伝ですが、今自分は絵を描いています。
「自由な自己表現の場」というテーマで「自分自身」に関することをモチーフに描いてます。
「劣等感の回復」が原動力の自分は、自己表現が苦手でそこから逃げ続けていました。しかし、いざ色んな人と関わってみると、意見を言ったり、主張したり、自分を表現できないことが生きづらさや裏切りを生んでしまうこともわかってきました。ただ、性格上できないことはできない。そこで、自分は「絵」を使って自分を表現し、自分の形を作りたいと思い活動しています。
まだまだ勉強中ですが、今後は個展や様々な事業展開ができたらいいなと思っています。
よかったらギャラリーを覗いてみてください。
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