「門出を祝う人たちのバトン」
2022年3月20日、この日は高島市の6年生を対象に、写真家のオザキマサキさん撮影の卒業記念撮影会のイベントでした。
会場はヴォーリス建築でお馴染みのノスタルジー溢れる旧今津郵便局。
案内チラシ。
今年も小学生のイベントは自粛や規模縮小が続いた一年。
そんな子どもたちに、少しでも思い出をと企画され、多くの大人たちの共感を呼び、サポートする人の輪が生まれました。
大人は立ち入り禁止の子ども達だけで過ごすイベント。
写真撮って
今日は何が楽しかった?と聞くと、オザキさんとの撮影が楽しかった!という子どもが多かったです。
ガチャでお土産のお菓子を引いて
風船3,000個の圧巻。イソギンチャク状態にバルーンがひしめく部屋。準備する大人達からもキモくて面白い。と噂の部屋となった。2日間、二の腕と腹筋が筋肉痛に。
伊之助がいい味出してました。ガチャをする子ども達を無言でじっとりと見守り、くじ引きでもらったお菓子を手にする子どもの背後に忍び寄って驚かせる。そしてスタッフのRさんから「ハウス!」と言われて椅子に戻っていく。この部屋は子どもだちの心深く刻まれたはず。
このシュールなシチュエーションかつジャケットになりそうな哀愁を漂わせる伊之助の画が私のツボにハマり、涙目になって撮影。
帰っていく子どもたちに手を振ろうと窓辺に座って。最後まで爪痕を残そうとする伊之助(中の人はMファームのMさん。スーツ姿、とてもカッコよかったです!)
最後はクリームソーダで一服
絶対最後はクリームソーダ!とオザキさんの並々ならぬ熱い想いが込められていると聞きました。
食べ始めから飲み終わりまで。甘く、爽やかに目まぐるしく変化する一杯。
楽しかったねと話をしながらあの日飲んだクリームソーダ。
「あれは格別だったね。」といつかの思い出話。
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2月にこのイベントを知った瞬間に、カンパという形で応援の気持ちを表明させていただきました。仕事が立て込み、お手伝いの表明まではできずにいました。
が、そんなある日。
いつもお世話になっているTさんから
「沙織ちゃん。オザキくんとこのイベント、ボランティアで地図を作ってあげて〜。」とお声がかかり、もはや私がする返事はひとつ。
子どものイベントだったので、会場案内の地図はちょっと可愛らしいものを作って提供させていただきました。
ワクワク思いを馳せながらする準備って、楽しいですね。
企画運営のスタッフのみなさんは頼もしく、合間を縫って準備を進めておられました。
地図制作の連絡時の、Tさんの最後のシンプルな一言は刺さりました。
「オザキ君はな、撮るだけでいいんよ。」
オザキ氏の写真の素晴らしさをよく知るTさん。彼のパフォーマンスを落とすことなく、「子どもたちのために」と想いを同じくするみんなで手伝いあって素敵な1日にしたらいいんだということ。至言ですね。
17日の会場準備、当日の記録とどちらも半日のみでしたが、本当に楽しく関わらせていただき、良い思い出になりました。
スタッフの皆様、ご一緒させていただきありがとうございました。
オザキさんのwebsite
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