名古屋大学法学部編入生の学生生活(3年生編)
みなさん、こんにちは。
令和5年度名古屋大学法学部編入生の花(@nulawhennyu)です。
本記事では、編入生の私がどのような学生生活を送っているか、そして編入学前と編入学後のギャップなんかについても書いていければと思います。
最後まで読んでくださったら嬉しいです!✨
1. 私について
2021~2022 関東の私立大学で国際協力分野について学ぶ
2023 名古屋大学法学部に編入
2025 卒業予定
私は、2023年に編入学し、ストレートで行けば2025年卒の代です。
3年生が終わった現時点では、ストレートで卒業して就職する予定です。
私がどのような動機で編入を志したかなど詳しいことについては、編入体験記をご覧ください。
2. 編入学前に考えていたこと
別学部からの編入でしたが、法学部に入れたからには法律系の科目も積極的に履修したいと考えていました。志望していたゼミにも無事入ることができたので、卒論を書く書かないに関わらず、専攻分野についてはある程度知識をつけたいなと思っていました。
また、もともと国際分野に関心があり、将来は海外と関わることのできる職につきたいと考えているので、国際交流は何かしらの形で続けていきたいなと考えていました。
あとは、編入学時点では公務員か司法試験を受けるか、また院に進むかどうかもまだ決めかねていたのでそこについて色々見た上で確定させたいと思っていました。
サークルや部活にはもともと入らない予定でした。色々やりたいことを考える中で、やはり時間的制限がどうしてもかかってくるのでどれかを削らなければならず、サークルを削ることにしました。サークルに入る編入生はいなくはないですが、やはり入ってもすぐに引退の時期が来てしまうし、時間的にも積極的に参加することが難しいかなと思ったので諦めました。
あとは、アルバイトについては名古屋での新生活にも慣れて少し落ち着いてきたら始めようかなという感じでした。
3. 実際の学生生活
・ 学業編
前期はかなり単位を落としました。
その理由としては、
①試験100%の形式に慣れていなかった
前在籍大学は、レポート7割平常点3割というのがデフォルトだったので、試験一発の形式は初めてで…落とした科目は全て試験一発の法律科目でした。
②『編入試験で使う法学』と『実際の法学部の授業』のギャップ
正直、全くの別物です。編入試験では、憲法と政治学ぐらいしか使わなかったのですが、それも法学部にいざ入れば本当に浅い知識でしかなく、授業のレベルについていくのにかなり苦労しました。
以上を踏まえて、後期は政治系の科目(レポート7割平常点3割の科目が多い)を多めに取りました。
が、本来やりたかった学びの内容とは少しずれてしまっていて、
"学びたい科目"よりも"単位が取りやすい科目"を選んでしまっている
ことに少し葛藤があります。
確かに、編入生は限られた時間の中で多くの単位をとらなければならないため、ある程度の妥協は必要なのかもと分かってはいるのですが、やはりせっかく編入したからには自分が本当に学びたいことをできるだけ多く享受したいです。
ただ、実際に法学部に入って感じたことは、個人的には法律科目は特に予習復習をしないと、表面的な知識しか身につかないということです。
前の大学に在籍していた頃は、正直授業を聞いていれば試験やレポートも楽勝だったのですが、今そのような態度で臨んでも全く歯が立ちません。
しかし、就活などやらなければいけないことが山積している中で、予習復習の時間を確保するのは容易ではなく、とにかく時間が足りないということを日々痛感しています。
この点については今一度しっかり考え、4年生の履修科目についてもじっくり検討したいと思っています。
・ 海外交流編
これについては、自分が想定していたよりも遥かに充実した経験をさせていただきました…!
①チューター活動
前期も後期も、留学生のチューター活動をさせていただきました。
名古屋大学に来ている留学生は本当に優秀な方が多いため、一緒に過ごしているだけでもたくさん刺激をもらえます。
特に後期は、私が編入したきっかけでもある「法整備支援」の一環で留学している方のチューターを担当していて、とても充実した交流ができています。
②留学生との交流
留学生との交流会やツアーなどに参加して、留学生の友人がたくさんできました。
中には、定期的にごはんに行ったりする友人もいて、本当に嬉しい限りです!
また、留学生とグループを組んで調査を行う授業などもあり、自分から積極的に参加すれば留学生との接点は本当にたくさんあると思います。
・ 就活編
私は、公務員一本で行こうと思っているので、就活というよりは公務員試験の勉強がメインになります。
夏期には、第一志望の省庁のインターンに参加することもでき、かなりモチベーションになりました。
ちなみに、学内や学外の公務員講座は取っていませんが、もし検討している方がいれば名大の生協講座もありますし、学外の予備校でも名大生割的なものも存在するので、一度生協に行ってパンフレットをもらうことをお勧めします。
・ 私生活編
「編入生って友達できますか?」という質問をよくいただくのですが、答えとしては本当に個人差があります(笑)
例えば、大所帯のゼミに所属していたり、サークルに入っている人は、必然的に出会いの数が多いため友達を作りやすいと思います。
が、私は少人数のゼミかつサークルには入っていないので、友人と呼べるような人は本当に一握りです😂
ただ、編入同期の女の子達とはとても仲良くなりました!! 授業も被っているものが多く一緒に過ごす時間も長いため、編入同期とは仲良くなれると思います。
また、名大の法学部は名古屋大学法学部編入生会を通じて先輩方との縦のつながりもあり、授業や就活など多方面においてサポートしていただけるので、とてもありがたいなと思っています。
あと、アルバイトについても、「編入生がアルバイトをする時間的余裕はありますか?」という質問をいただくのですが、できなくはないと思います。
ただ、いわゆるバ畜のようにがっつりバイト三昧のような形は難しいかなと思います。ある程度、シフトに融通がきいたり、学業優先に理解のあるバイト先なら、可能だと思います。
4. ぶっちゃけ編入して良かったか?
ぶっちゃけ編入したことに全く後悔はありません。
むしろ編入して良かったと心から思えています。
そもそも私は、単純に学歴ロンダリング目的で編入したわけではないものの、確実に学歴コンプレックスなるものは抱いていたので、名大に編入できたことでそこが解消され、かなり精神的に楽になりました。
また、実際の学校生活も想像以上に充実していて、名大に編入できてよかったなと日々感じています。
ただ、編入してからの諸々がなかなか大変で、まだ自分でも最適解が見つかっていない状態なので、あと1年ではありますが試行錯誤しながら自分なりに頑張っていきたいなと思っています。
5. 最後に
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
今後も少しずつ編入生の編入してからのあれこれを書きたいなと思っています。
私の記事が、大学編入を考えている方々のお役に少しでも立てば幸いです。
もし質問や相談などありましたら、私のX(@nulawhennyu)のDMまでご連絡ください。