みんな早く「WEST.」が最高だって世界にくればいいのに
「新しいグループ名を本日発表します」
今日の昼前、ジャニーズWESTからのファンクラブメールが届いて私の息は一瞬止まった。騒ぎ倒したかったのに、オフィスはそんな私のことなんて知ったこっちゃないというように、静寂に包まれていた。私は一人、深呼吸する。
この人たちの住む世界と私の住む世界は違うものなのだ。私にとって今日一大イベントが起きようとしているのに、それ以外の世界はただ平凡に流れているようだった。正直、盛り上がっているのは全世界のうちほんの局地的なことだって分かってはいる。私の身近にいる”普通”の人たちは、もうほとんどジャニーズの出来事に興味がない。
ただ、ジャニーズWESTが最高なグループであることを知らないなんてもったいなさすぎる。早くみんなこちらにくればいいのに。
ジャニーズWESTに見事に沼る
遡ること3ヶ月前。SixTONESにドはまりした私は、血眼になってSixTONESの動画を漁りまくっていた。一通り公式動画やJr.チャンネルまで見終わって、次に見たのが「JGR(ジャニーズゲーミングルーム)」だった。そこで神山智洋と出会う。
実を言うと、好みの顔立ちではなかった。どっちかというと、藤井流星のほうが好みの顔だった。けど、面倒見が良くて、おもろくて、優しい神ちゃんが、神々しく見えたのだ。どうやら「おかん」と呼ばれているらしい。このいかつい見た目で?(もう3ヶ月前にはサングラススタイル+ハイトーンヘアカラーだった)
……いや、いかつくない。サングラス外したらおめめきゅるきゅる。え?ピアス10個あいてんの?!!?!??!?!?!え、歌うますぎ声が良すぎ!???!?!??!ギター!?!?!??!?!?!?ダンスうま!!?!!?!?!?!!!?え一番背がひくいの!?!?!?かわち
おちました。ありがとうございました。
7月頭からすっかり私は神山担になりました。
FC入会は今しかないと決断
完全に神山担になる前から少しずつジャニーズWESTのYoutubeを見るようになった。7人全員の人柄を把握していなくとも全部面白かった。さすが関西。自然とおもろいことやってのけてる。すごい。動画を見進めていくと徐々に彼らの人柄や関係性がわかってきて、より楽しめた。
重岡大毅はずっと前から知っていて、むしろ「この人のこと好きになりたい」って思っていた。けど沼れなかったのは「かっこいい演技上手い人」という、なんというか、ギャップを感じられなくて(かっこいいだけじゃ沼落ちしない女)ほのかに好き、ぐらいで止まっていた。
そしたらなんだい。重岡大毅ただのガキンチョじゃないかいかわいい。これもっと前から知ってたかったぜ。
藤井流星小瀧望はツラがいいのにめちゃくちゃ面白い。特にのんちゃん頭の回転が早い。流星は天然。桐山照史中間淳太はおもろい良い兄ちゃんだし、濵田崇裕はほんわか癒やし。みんな最高じゃん。
そして!!!!!!!ジャニーズWESTみんな仲がいい!!!!!!!
私の沼る条件
・グループ仲がいい
・頭おかしいぐらい面白い
・締めるときは締める
見事にハマった。ただ、FC入会までは良いかなーとは思っていたのだ。楽曲まで手を出せてなくて、まあ良いかな、という感じだった。
そしたら、唐突に改名の知らせが届いた。私が好きになった「ジャニーズWEST」という名前が消えてしまう。どうしよう。と迷っていたら新曲のMVが公開された。新曲の「絶体絶命」があまりにも良すぎた。その流れでYouTubeにある楽曲も一通り聞いた。全部スッと体に入ってきた。あ、彼らの音楽と、彼らの人柄と、全てが私に馴染んだんだ、と思った。今なんだ、とFCに入会した。
改名という出来事がなかったらFCに入らなかったかというと、多分そんなことはないと思う。遅かれ早かれ入っただろう。名前が変わろうとも、変わらなくとも、私はこの7人が好きなので。
WEST.の誕生
今日22時。バクバク跳ねる心臓を押さえながらYoutubeを見た。何度か泣いたけど、温かく笑わせてくれる7人はいつもの7人だった。
すべてのことがWESTにつながって終わる、しぬときも、みたいな話をしていて、この人は、この人たちはWEST.であることに誇りを持っているんだなあとじわじわ沁みた。それが7人の総意であることも嬉しかった。忙しい中朝7時から話し合ってくれたことも、ありがとうって思った。一度は名前を変えたくないと言っていたことを知っているから、なおのこと彼らの苦悩が想像できる。そんな中決断してくれてありがとう。
最後、「証拠」を歌い、生放送は幕を閉じた。気のせいかもしれないけど、泣いているように見えた。いや、涙は見えなかったけど、なんだか泣いているようだった。私は声を上げて泣いた。けど、すぐに泣くのをやめた。WEST.と私達ファンには明るい未来が待っている。
来年、10周年を迎える彼らとともに歩める世界にいること、とても幸せに思う。今私のいる世界は、虹のかかった青空が広がっている。