はじめまして。新技術応用推進基盤 公式noteです。
こんにちは。
一般社団法人 新技術応用推進基盤です。
このたび公式noteを開設しました。第1回目の投稿として、私たちの団体紹介とnoteを始めた経緯をご紹介できればと思います。
なんの団体なの?
一般社団法人 新技術応用推進基盤は、「日々世界に登場する新技術をビジネスに応用し、企業が健全に発展していくこと」の支援を目的に、2019年に誕生しました。技術を通した事業創出や、AIやデジタルを活用する人材の育成を行っています。
特に製造業、モノづくりに関わる企業様の新事業創出、研究企画、市場調査やM&A調査、そしてこれらを担当される方のスキルアップ支援を得意にしています。
日本のモノづくり産業の課題
「日本は技術は強いんだけど、ビジネスで負けてうまくいかない…」そんな声を聞いたことがありませんか?
例えば、私たちの毎日の生活を支えている半導体、ディスプレイ、電池、白物家電などの産業は、かつての日本企業のお家芸でした。そして90年代~2000年代にかけて、これらのモノづくり技術は世界でもトップクラスだったと思います。
しかし「技術で勝って経営で負けた」という言い分のもと、いまやこれらの産業での日本企業の存在感が薄くなってしまったのは、皆さまもご存じの通りと思います。
もしもあの時、日本企業が技術力を活かした経営を行い、これらの産業でトップシェアを維持していたら、いまの日本経済、日本社会はどうなっていたでしょうか。
もっと就職率も給料も良かったかもしれませんし、税収が改善されて増税もなく、社会保険も手厚かったかもしれません。昨今では、色々なことがAIやITによってできる世の中ですので、これらに投資するお金ができてもっと便利な社会インフラができ、生活が楽になっていたかもしれません。
さらにいえば、現在もなお、技術を活かす経営はなかなかできていない企業は多いと思います。今はまだ強みがある産業も、このままでは同じように衰退してしまうかもしれません。その結果、20年後の日本経済、日本社会はもっと辛い現実に直面するかもしれません。
私たちは、日本企業が技術を活かした経営をしていけるかは、日本という国にとっても大きな課題だと考えています。
私たちのビジョンと主な事業
そんな課題を解決するため、私たちは「時代と共に新たに登場するテクノロジーの、ビジネス活用推進エンジン」となることをミッションに掲げました。とくに「実学であり・本質的で・役立つこと」を重視して、日々活動しています。
ここでは、上記のビジョンの下で我々が展開している事業のいくつか*を、ご紹介させて頂きます。
* :本note作成時
法人様向け 研修事業
製造業における新規事業創出のお手伝いをしています。
研究開発メンバー、経営企画メンバーのどちらに対しても学びとなるような内容をご用意しています。
様々な立場から、「技術シーズを事業化し、次世代の収益の柱を創る」ことを目指す人材を育成したい企業様、担当として自社の新事業創出に課題を感じている社員様はお問い合わせください。
また他にも、近年トレンドとなっている技術を理解し、これを用いた事業企画・研究企画を考えるテーマ研修も実施しています。現在は、AI・DX技術関係や、環境技術をテーマとしたご依頼を頂くことが多いです。
(参考リンク:新技術応用推進基盤の法人研修)
人工知能プロジェクトマネージャー試験 事業
昨今では、何事にもAIやデジタルの活用なくしてビジネスが成り立たない世の中です。
しかし一方で、AIはまだ誰しもが使いこなせているわけではないのも現実です。また、単にプログラミングができるだけでAIを活かした業務改善や事業創出ができるわけではないことも、日々仕事にまい進するビジネスパーソンの方は理解していることでしょう。
そこで、私たちはAIブームの初期から、「AIを使いこなす」人材の為の資格試験を展開しています。
昨今、Chat-GPTを始めとする生成系AIなど、学習済みのアルゴリズムを用いることも多いと思います。しかし実用的に用いるには、RAG(Retrieval-Augmented Generation)を構築して、独自のデータを学習できる環境を用意しなければならないのは生成系AI以前となんら変わっていません。
AIの業務組み込みを理解し、生成系AIなども含めて業務変革を起こせる人材となるうえで、ぜひ活用していただきたいです。法人様の社員向け試験としてのご利用だけでなく、個人様のご受験申込みも可能です。
(参考リンク:人工知能プロジェクトマネージャー試験の概要)
アドバイザーの派遣・勉強会や講演/セミナーの開催等の事業
事業創出、イノベーションとインキュベーション、AI・DXなどを切り口として、様々なセミナーや勉強会を開催しています。
新しく生まれつつある技術や市場について、企業/事業にとってどんな意味があるのかを、わかりやすく解説することを得意としています。
(参考リンク:新技術応用推進基盤 お客様の声・お知らせ一覧を参照)
noteを通して発信していく理由
私たちはB2Bの活動が中心で、そのうえ技術や事業開発という「難しそう」「とっきにくそう」なイメージが先行してしまうことを専門にしています。
そのため、団体名や活動内容を聞いても、どんな団体なのかイメージが湧かないのではないかと思います。
そこで、私たちの活動や想いをもっと多くの方にも知って頂きたい、私たちの研究や分析の成果、記事論考の内容を多くの皆様に伝えたいと考え、このたびnoteでの情報発信も行っていくことを決めました。
さいごに
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
今後は当団体が発行する、新市場や新技術に関する調査研究や、資格試験の公式テキストなどをnoteにも展開していく予定です。また、その他の情報提供もしていけたらと思います。
引き続きどうぞよろしくお願いします。