看護師になろうと決意した日のこと
「私だったらもっと綺麗にしてあげられるのに...」
そんな込み上げる思いが自分を看護師の道へと繋げました。
当時高校2年生だった私は、脳卒中で倒れ寝たきりになった祖父の面会のため、両親に連れられ車で2~3時間かけて病院へと向かいました。私にとっては近い身内が倒れるなんて初めての体験だったため、言葉にしようのない緊張感で病室に入ったのを覚えています。おそらく4人部屋だった気がするのですが、明らかに会話はできないんだろうな、と思わせる様子の祖父がそこに居ました。
小さいころは近