なぜ都会の人は冷たいのか?
都会の人は田舎の人と比べると「冷たい」というイメージはありませんか?
電車であまり席を譲らなかったり、ものを落としても拾ってもらえなかったり…
一方、田舎の人は優しいですね。知らない人でも挨拶し温かみが有ります。
しかし、都会の人は決して冷たい人が多いというわけではありません。
心理学者は都市には以下の3つの特徴があるとしました。
人が多いこと
空間が狭いこと
多種多様な人間がいること
これら3つの要因が重なると、人間は情報過多により圧倒されてしまいます。そこで、刺激を減らそうと3つの行動を取ります。
1つ目は刺激に費す時間の量と質を減らすこと。
早歩きしたり、レジでは最低限のことしか話さないことが挙げられます。
2つめは重要度の低い情報を無視すること。
すれ違う人の中で、年が近い異性しか目で追わないなどです。
3つ目は情報を発生させないようにする。
不必要な関わりを避けるため、敢えて無愛想に振る舞うことがあります。
これらは3つは無意識に行われるため、冷たく感じてしまうのです。
ですがこれは仕方ないことですね。
都会でも田舎と同じように生活していたら疲れ果ててしまいます。
ゆっくり歩き、待ち行く人に挨拶や世間話をし、勧誘などもすべて愛想よく振る舞っていたら、ストレスでおかしくなりそうです(笑)
つまり、都会の人は冷たいのではなく、情報の海に圧倒されないように自分を守っているのです。
実際冷たそうな人でも、話してみるといい人だったというのはよくあります。
本当に性格悪いからよそよそしい人は少ないのです。
お互いストレスをためないために、相手は好きで無愛想な振る舞いをしているのではないと理解しましょう。
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