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ボーカリストDNAと広告
またCMのCMなんですが。
明日から2/14まで、ChargeSPOTで、制作したCMが展開されるそうなので、お近くにTSUTAYAがありましたら是非。
(季節的に、ややバレンタイン風になっております。)
てなことで、広告ってなんだろう?ってお話し。
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今や、広告って至るところにあって、「あ、これも?」「え、これも?」って感じになります。
東京なんかだと、ふと目にやる景色の中には必ず広告があります。
もちろん、SNSだ、youtubeだ、ゲームアプリにしても、スマホやPCの中に広告は溢れていて、気づかぬうちに気持ちを持っていかれ、、、ポチってたりします。
インディーズレーベルをしていた時、レコード店と商談になることも多く、CDの展開場所も広告費予算を出して取ったりするわけです。
目立つところは、広告費が高い!という仕組みで。
エスカレーター前のここは予算50万円です!
無理です、、そんな。
それまでは何も考えてませんでしたが、CD屋さんて、CDが売れることが表立った商売ですが、広告費での収益も高いんだなって思ったら、なんとなく残念な気持ちになった記憶があります。
テレビ出演も、フェスの出演枠も、雑誌、ネットメディア、街頭ビジョン、至るところにお金が動き、広告ビジネスが成り立っているわけです。
予算も馬鹿にならないわけですが、その広告費に対して、結果がどうなの?って聞かれたら、どの広告が効果的だったかなんて不明ですし、やや博打気味ですよね。
今は、ネットからの流入があるからある程度は実数化されますが、その他の広告なんてホントに意味があったかなんてわからないわけです。
話は変わりますが、人件費についても色んな考え方があるかと。
経営に携わると、必ず人件費の計算がつきまとってきます。
僕もライブハウス店長時代、人件費を削らなきゃって頭を抱えたことも幾度となくあります。。
僕の個人的な考え方、そしてライブハウスっていう特殊な職種でのことですが、どこか人件費=広告費って思っていました。
僕は、スタッフは基本的にボーカリストで構成するようにしていました。
もちろん、僕が魅力的な人間に声をかけさせてもらって働かないか?ってスカウトしてたのですが、制作系でも音響系も90%がボーカルでした。
気づくと周りには個性と才能に溢れたスタッフに囲まれてましたし、本当に面白い集団になっていたと思います。
ボーカリストは、とても魅力的で素晴らしいです。
個性、発信力、求心力、行動力、制作力、カリスマ性はかなりのものがあり、探究心や創造性にも長けていて、本当に素晴らしい人材であったと思っています。
デメリットは自我の強さ。
大喧嘩、大ぶつかりも多々。
でも、それは同じ目標を持つ人間たちのぶつかりなので、プラスでしかなく、頼もしくありました。
この経験から学んだことは大きいです。
ライブハウスから離れ、ビジネスにおいて一般の方と接するわけですが、その中にもボーカリストDNAを持っている人は多く居ます。
この人たちは、人件費を超越する才能と価値を持っていて、企業のサービスやコンテンツを拡張する力があると思います。
個人発信の時代、雇用方法や人件費の捉え方も変わってきていますし、広告効果のある人員の育成こそ、今後のビジネスの肝になってくると思います。
もし、チームメイトにボーカリストDNAの人間がいたのであれば、その才能をフルに生かすことが非常に大事だと思っています。