SHOWbiz2025 全力を魅せてくれる男の子たち

お邪魔してきました！！

一言で言うと、『不思議な時間』でした。

グループ解体が囁かれている中で、なにも発表のなかった公演。

ただ、グループの括りはほぼなくなっていて、察してって言われているのであろう時間。

でも、オタクはみんな全力で好きな人を追っていて。

『不思議な時間』だった。

構成としては、舞台とコンサートが混じったもの。

全席着席での鑑賞。アリーナ席は着席だとちょっと見にくいなと思った。

たまにペンライトを消灯することを求められた。全体の完成度にもこだわっているのだろうか。

歓声はほぼなし。「聞かせてください」って言ってくれたけど、ほぼなし。

拍手も大きいってほどではない。

でも歓声をあげられるタイミング？が難しかったなと思ってしまったところもあった。

まず曲がわからない。各Gのシングル曲とかならまだわかる。けど、アルバム曲やアルバムにはいってるソロ曲とか、知るわけない。

ので、楽曲が発表されても歓声をあげられない。

パフォーマンスメンバーの名前が出るけど、グループではないのでそんなに歓声をあげたいとも思えない。

難しい。

近くに来た時にもっとキャーキャー言ってあげられるとよかったのかもしれないけど。通路側の人が美味しい、とか限られてしまっている部分もあるからこればっかりは一概には言えない。

だからしょうがない部分もあるなと思った。

しかし、やはりこれだろう。

オタクはみんな複雑な気持ちを抱えて、自担に愛を届けている。

見えないことが大きすぎて。

そう言いつつ、複雑な気持ちを勝手に抱えるのは失礼なのなもしれないと、公演を見て感じた。

私も今のグループにすっかり慣れているし、美 少年には美 少年でデビューしてほしい気持ちを拭えてなかったりする。けど、でも。

1曲目、真っ白な衣装に身を包み、噴水の中でキラキラと輝きながらパフォーマンスする彼らを見たら、
今あるグループの形だけにこだわるのも違うのかもしれないと思った。

彼らはきっとこの先起こることを知っている。

その中でも今、今日、有明アリーナの舞台に、事務所のアイドルとして、仲間と共に立つことを選んでくれた人たち。

現に選ばなかった人たちだっているわけで。

この後辞める人もいるかもしれない。

でも、この舞台に立って、見せてくれた全力のパフォーマンスは嘘偽りないと感じた。

だから、不思議で、私のテンションは高いわけではなかったけれど、「なんだか楽しかった」と思えたのだろう。

客降りも、みんな接触すごくて。

笑顔で応えられちゃう彼らは本当にすごいし偉いなと思った。

少なくとも今日までは、事務所のアイドルでいることを選んでくれた人たち。

大好きなグループが見れなくて、物足りなさもあった。

衣装から滲み出てしまう“グループ”を感じる瞬間がすごく好きだった。

グループのメンバーと一緒に歌ったり踊ったりしていたらやっぱり嬉しかった。

未練はたくさんあるけど、文句を言って怒るのはなんか私は違うかもと思った時間だった。

アリーナ規模なので、SHOWbizに参戦される方も多そう。

何かが最後になってしまったとしても、後悔しないような時間をみなさん過ごせますように。

あなたの自担は頑張っていて、舞台の上で間違いなくキラキラ輝いている。そしてとてもとてもかっこいい。

きっとそれは、あなたが一番わかっていることだと思うけどね。

だからぜひ入った方がいい、と私なら言う。