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あんま王の罠 2

突然だが、屁(おなら)が空気より軽いか?重いか?と問われると、あなたはどう答えるだろうか?

私は恥ずかしながら、「重い」と答えるだろう。だが、実際は…💧

個人差があるとは言え、「軽い」可能性が高いそうだ💦色々な臭う成分が混ざっていそうだから、重いと感じるのだが、大まかな成分は窒素、二酸化炭素、水素、メタンだそうで、空気より僅かに重い成分が窒素と二酸化炭素で、かなり軽い(浮き上がらせる)成分が、水素とメタンであるため、比重して軽い可能性が高いらしい。

ちなみに「屁」というと、ネーミングから連想して、成分に「ヘリウム」を想像しそうだが、ヘリウムは入っていない💦(正確には極微量なら入っているよう)。

もし、ヘリウムが入っていれば、確実に浮き上がるだろう。

ただし、このヘリウムガスは、意外に不燃性であるのに対して、むしろ「屁」は、可燃性であり危険性が指摘されている!馬鹿げた話しだが、事実だ👇(笑)

※屁の危険性を指摘しているウィキペディア画面

もちろん個人の食べた物で様々な差はでるそうだが、食べた物より実際は別の要因も考えられる。

例えば、「時間は相対性だが、臭いも相対性」とアインシュタインが言ったかどうかは別として、同じ臭いでも、美しい女性の発したものと、ザ・おっさんの発したものとでは、同じ成分でも同じ臭いではない。これが臭いの相対性理論。

ちなみに「臭い」はクサイ臭いの時の書き方で、「匂い」はクサクナイ匂いの時に書く書き方らしい(記事に間違いが無いように、一応前回に調べ済み)。

長くなってしまったが、本題に入ろう。

そうだ、私があんま王にホールドされたところからだった💦本来なら、心地好いはずのエアホールドが、まるで地獄のようにガチガチに固定されたように感じ、また選択した無重力コースが否応なしに、私を宙吊りにして行く。イメージ的には下の画像のような感じだ👇💦

余りにもシュールな二枚の画像を前に、私のあんま王での「屁を浴びせられた体験」などは、霞んでしまいそうだが、ちょっと待っていただきたい!

私は、こう見えても、介護福祉士や看護師として長年勤めて来たベテランの自負がある!

その経験の中で、散らしや握りどころか、産地直送を何度ご馳走されたかわからない‼️(寿司ではなく、屁の話しである)。

そして、産地直送(または直接)が、いかに攻撃的で、破壊的なダメージ(心理的にも)を相手に与えるかを知っている。

が、その産地直送の屁を、今回のあんま王の屁は軽々と越えて来たのだ❗

無重力コースで宙吊りになっている時、私は確かに「屁が空気より重い」ことを実感した(しかも頭部のシェードに溜まっていく感じさえした)し、15分コースは、確かに30分以上に感じた💦何もここで、臭いの相対性を確認したい訳ではない💧

その臭いは「本当に凄かった」のだ💧何を食べればあそこまでクサクなれるのか?レベルとしては、ロシア🇷🇺が前線で使用する可能性を危惧する程だ💦

そして、15分の無重力コースが終わり、一旦所定の位置にあんま王は戻った。しかし、まだ臭いは籠っている…いや、むしろシェードに溜まっていた屁が、あんま王が元のスタンスに返った為、今正に屁を頭から浴びたような格好となっていた💧(実際の屁の成分から言うとそんなことはない)。

臭いはむしろ「今が最盛期」だった💦

私は、おもむろに無重力コースをもう一度選択して押した。

後ろから男二人の「おいおいマジかコイツ!」という罵声が聞こえた( 。゚Д゚。)

選びたくて選んだのではない💧まったく仕方なく選んだ選択ではあったのだが、何故にもう一度、無重力コースを選択したのか?はわからなかった…💧

或いはもう、判断力や思考能力がやられていたのかもしれない💦

「チッ」という男二人の舌打ちを聞きながら、私はゆっくりとあんま王に再び下半身を持ち上げられ始めていた。次からは、乗る前に必ず臭いを確認しようという決意とともに…💧


きつたん