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プロジェクト「IT育成カリキュラム(仮)」フェーズ1の結果と今後の検証

着手前に温めていたプロジェクトアイデアの具現化を本格的に初め、開始した今年2月にこちらの記事を書かせていただきました。
細かな進捗や所感をTwitterで都度発信し続け、5月中旬〜下旬にかけようやくフェーズ1(プロトタイプのデプロイ)までこぎつくことができました。

本記事では実際に現在のマイルストーンまで実行できた所感と、今後の動き方についての構想を踏まえ発信しようと思います。

※noteではプロジェクト全体の構想を中心に発信しようと思っているため技術的な内容については別途Qiitaでも並行で発信しています。


プロジェクトフェーズの定義

完全に個人的な見解ですが、ここでフェーズ1と定義しているのは一般的にシステム開発工程で言われるところの
・要件定義
・基本設計
・詳細設計
・プログラミング(一部)
までをイメージして今回着手している形になります。
(現時点で個人開発なので、何をどう定義しようと自由ではありますが整理ように決めたものです)

サービスとして世の中に出すまでにはもちろんこれだけではなく、技術以外のタスクも多々ありますが、まずは「トライアンドエラーで一人称でどこまでできるか」「技術的な課題点は何か」を探る上でも必要な検証項目はクリアできたかなと思います。(詳細は後述)


個人的なスキルセットとポジション

自身は現在フロントエンドエンジニア、つまりシステム側より画面側をメインとした開発を普段行なっているのですが、だいぶブランクはあれどバックエンド(システム側)の開発経験もあります。
このプロジェクト以外でこれまでアサインされた開発案件での経験をフル活用して各種企画書や定義書を組み立てていきました。

Qiita記事でも発信していますが、現状ベースができているドキュメントは以下の通りです。

・企画書(Googleスライド)
 プロジェクトのコンセプト
 現状分析
 目的と全体像
 具体的な内容
・要件定義書(Googleスプレッドシート)
 ユーザーストーリー
・基本設計書(Googleスプレッドシート)
 技術選定
 ページ構成
・ER図(draw.io)
・DB関連定義書(draw.io)
・ワイヤーフレーム(Adobe XD)

後々アウトプットで関係者の方に見ていただくことを前提に作成したので全てクラウドツールを使用しました。
図形を使うなどハードルの高そうだったものについても現状のサービスでほぼ事足りる成果物が作れたと思います。


開発ベースでの所感

本題の開発についての所感ですが、先述した内容も含めフェーズ1でクリアしたい要件の概要は以下のような感じです。

■Why:目的
・個人ベースで企画・実施できる範疇の見極め
・それに準ずる次フェーズのプランニング

■What:着手内容
・サービスの根幹となるドキュメントの作成
・「トライアンドエラーで一人称でどこまでできるか」の検証
・「技術的な課題点は何か」の検証

■When:スケジュール
・1クール(3ヶ月)単位でできるところまで

■Who:メンバー
・個人

■How:手法
・スケジュール重視でできるところまで作り切る、懸念点は洗い出し後に調整
・検証にかかる資金コストは極力抑え、最終的に選定できるフェーズになるまでかけない

スケジュールは他活動との兼ね合いもあり多少前後しましたが、おおよそはクリアできたかと思います。
今回開発にあたり選定したツールのうち、インフラ系のものについてはゼロベースで始めたと言うこともあり、やはり当初からどこかで懸念点が発生するのではと考えていました。
その思惑通り、技術的にと言うよりはツールの機能的な部分で実装できない or 実装に期間的・資金的コストがかかる面から今フェーズで断念した箇所もありましたが、手戻りの発生ではなく洗い出しも目的の内だったので次につなげることはできたと言う実感です。


次フェーズに向けての構想と根幹的な目的

上記の振り返りを受け、次フェーズでは以下の項目について実施していきたいと思っています。

・バックグラウンド側の開発環境の見直し
・それに準じたフロントエンド側の検証
・多人数プロジェクトへの移行に伴うプランニング
 企業という形も視野に入れ資金調達、人材確保なども

フェーズ1とは動き方のスタンスがかなり異なってくる感もあり、気持ちを改めて進めていきたいと思っています。

また、前回記事でも少し触れている内容ですが、本プロジェクトは同業の方含めた業界全体の問題を解決することを目的としています。
状況に応じて追って発信しようと思っていますが、自身の体験も含め現在のフリーランスの置かれている立ち位置があまりに不遇であることもはっきりしました。
中長期的になったとしても、根幹的な問題はこの活動を通じて多くの人に認知していただき、変えていきたいと思います。
引き続きよろしくお願いします。

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