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忘れていた「want to」が再発見された2019年

今年は仕事とか働き方とか今までとこれからを考えさせられた1年だった。高校卒業した辺りから、「want to」と思うことが特になく、何年も経ってしまって。私は何の仕事がしたいのか、どうなりたいのか、趣味みたいに好きなことはあるのか。

唯一、「ワーキングホリデーに行きたい」気持ちは20代半ばで実現できた。でもこれは高校生の時に立てた目標で、帰国してからは燃え尽きてしまい、更にやりたいことが見えなくなってしまった。

その後結婚して、離婚して社会復帰して。まずは生きていくために就いた仕事を、今もこなしている。せめてやりがいさえあればこんなに働き方に悩むこともないんだろうなぁ。

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きっかけになった出来事として、今年初めに叔父が亡くなった。

救急搬送された時にはすでに癌が体中を回っていてQOLをどう過ごすか、という話しだったそうで。一人息子(私からみると10歳くらい年の離れた従兄)は仕事を休職し看病に徹したけれど、今後その会社には戻らないと。「(もはや居場所がなくて)戻れないといった方が正解」という話をお通夜で聞いた。


従兄の状況を自分に置き換えたとき、会社を辞めたら私には一体何が残るのだろう……と不安になった。これといった資格もないし、技能もない。今の仕事に”のびしろ”はあるのだろうか。

いやいや、何か始めなければ。

焦りを持ちながらも、日々の業務に忙殺されて夏を越えた。

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秋に差し掛かるころ自分を磨くために投資した。1つ進むとどんどん次にいけるもので、あれほどなかった「want to」が出てきた。

写真もやりたい。ライティングもやりたい。仕事にできたらサイコーだ!

考えてみれば両方とも学生のころからずーっと好きだったのに、仕事を理由に頭の片隅に追いやって、いつからか忘れてしまっていた。更には「自分にはできない、向いてない」と決めつけて、できなくてやれない自分が傷つかないように着ぐるみでも着てたのかもしれない。

11月からの2か月、仕事は最悪。来年にでも辞める意思は固まった。それとは別に、「want to」を実現するためのアクションに積極的に参加した2か月でもあった。自分の想いを人に話すなんていつからしていなかっただろう……自分らしくありたいと強く思えた濃い2か月だった。

2020年は、着ぐるみを脱いで、新しいコミュニティに参加してみたり、noteの更新も頑張りたい。

自分らしくありたい。


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