「文化庁が『言葉の疑問』解決サイト設立」に「疑問」?!
文化庁が「言葉の疑問」解決サイト設立 信頼できる国語情報の提供が狙い
言葉は生き物。進化するもの。
"「豪快で大胆な様子」という意味で使われることが多い"
のであれば、けして[✕]ではないと思うのだが。
さらに、
“時代の変化にも対応する”のであれば、
[本来の意味=○]→[多く使われている意味=✕]
ではなく、
[元の意味△]→[進化し定着しつつある意味◯]
という表記のほうが実態に即していると思うのだが。
としてもらわないと日本語学習者にとっては困るばかりで不憫でなりません。。
日本語教師としても、本来の意味=[○正しい日本語]として教えなくてはならないことに疑問を感じてしまうし、JLPTに出題されたらどうなるのでしょう。[貴様]も本来の意味で教えるべきなのか?など。
実際に日本人と円滑な生活を営むことを目的(日本語教育の推進に関する法律 目的 第一条より)とすれば、多く(or ほぼ)使われている意味を教えるべきではないのだろうか。(元の意味=ほぼ使われていないのであれば、死語ならぬ死意味なので、逆に混乱するので教えなくてもいいのではないか。。。)
テレビ番組の雑学クイズではなく、日本語学習者にとっては円滑な生活のためなのだから。
最近様々な制度改革等にていつも感じるのだが、国として文化庁として堅持したい推進したい日本語教育と、外国人が日本で円滑な生活を営むための日本語教育(日本語教育の推進に関する法律 目的 第一条より)が乖離している施策の数々に疑問を感じてなりません。
本来の意味を継承するのも文化だが、言葉の進化もまた文化。
[外国人=日本語学習者のために。]
常に[日本語教育の推進に関する法律 目的]を核とすれば各種施策がブレることはなくなるはずなので、他の目的を介在させずに審議いただき、各種制定や制作いただけないものだろうか。と思う今日この頃。
まだ、[サイトイメージ]ということで、改善されることを祈り、文化庁にも提言させていただきました。情報ありがとうございました。
みなさんはどう思いますか?
※参考までに↓
日本語教育の推進に関する法律
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