見出し画像

吹田市における不登校支援の課題を教育支援センターと特別支援学級を切り口に考える①

こんばんは。

楽しみに食べていたエビフライを鳥に盗られた三科です。3本全部。

さて、皆さんは教育支援センターをご存知でしょうか。

昔は適応指導教室と呼ばれていて、不登校の子どもが学校復帰を目指す場所で、学校よりゆるい学校のような、教育委員会が各市町村に設置する場所です。

吹田市には2か所あり(教育支援教室という名前です)、僕自身も17年ほど前から7年間スタッフをしていました。

そこの生徒たちは高校進学を機に卒業をするのですが、彼らの中で高校を中退したりひきこもったりする子がとても多かったので、その卒業生の居場所を作らなければいけないと感じ2008年に設立したのが「ここ」です。

当時は、教員や臨床心理士を目指す大学生がたくさん集まり、活動終了後に毎日教育談義をするのがとても楽しくて、当時の職員も含めて今でも交流のある仲間がたくさんいます。

その時から、

「なんでこの子らはこんなけがんばってるのに成績つかへんの?」
「学校復帰を促さなあかん?何を目的にしてそんなこと言うん?」
「給食費払い続けてる?食べてへんのに?」
そもそも自分たちが不登校にならなければそんな想いはしなくて済むのにと、子どもたちが自らを責めないように大人は環境を整備するべきなのに、そこへの配慮は微塵も感じられないような仕組みを目の当たりにしてきました。

ここから先は

767字
不登校の子どもたちの成長やフリースクールでの出来事を三科目線でお伝えします。また、個人の想いもたまに書きます。

フリースクールの日常から、不登校に関すること、子どもたちへの想いや出来事を記事にします。また、それ以外にも不登校を経験した子どもやその保護…

よろしければサポートをお願いします。フリースクールの活動費の一部として大切に使わせていただきます。