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適応指導教室や教育支援センターの可能性と課題

大学卒業後すぐに、吹田市の適応指導教室と摂津市の別室登校の担当スタッフ、訪問支援員にもなり学校内外の不登校支援を一通り学ぶことになりました。
適応指導教室とは、以下引用です。


※設置の目的
センター(適応指導教室、教育支援センター)は,不登校児童生徒の集団生活への適応,情緒の安定,基礎学力の補充,基本的生活習慣の改善等のための相談・適応指導(学習指導を含む。以下同じ。)を行うことにより,その学校復帰を支援し,もって不登校児童生徒の社会的自立に資することを基本とする。
:文部科学省・教育支援センター(適応指導教室)整備指針(試案)より引用

午前中はマンモス校の不登校傾向の子どもの対応として、朝来ていなければ電話をして迎えに行き、帰ってきたら付き添いの必要な子どもと授業を受け、20分休みは別室を開けて対応をしていました。

下校時間が過ぎると訪問支援に出掛け、家庭内や生徒宅の近所で遊んだり勉強をしたりし、別の日は適応指導教室で活動をする日々を過ごしました。

その中で、私の視点から見えた適応指導教室や教育支援センターの課題を出して改善を求めます。
ちなみに私がスタッフだった当時の時のこともあること、各自治体での違いがあることなど、必ずしも現在のどこの適応指導教室や教育支援センターに当てはまることではないこと、そして単に批判をしたいわけではなく子どもたち一人ひとりに寄り添った対応が可能になるように場合によっては改善していただくことを目的としていることをご了承ください。

第一の目的が学校復帰

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不登校の子どもたちの成長やフリースクールでの出来事を三科目線でお伝えします。また、個人の想いもたまに書きます。

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