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いつの間にかいなくなるオトナとケジメ
こんにちは。
一日1個、ゼリー大好き三科です。たっぷりみかんがたまらない。
昨夜に衝撃的なニュースが。
九州・四国地方で地震があり、大規模地震の発生可能性が平常時に比べて相対的に高まっていると考えられるとのこと。
胃腸炎のため、深夜に目が覚めトイレでじっと考えていました。
フリースクールだからこそできることは何か。
災害時の備えはもちろん、防災教育を今一度繰り返し子どもたちに行なうこと。
今日の朝礼でそのことを職員に伝え、各校舎でできることを確認しました。
これを機に僕自身も防災の知識と意識を入れ直します。
昨日は12年連れ添った愛車ラパンとのお別れ。
夏場にエアコンが効かなくなり、長距離の運転が増えてきたため普通車の購入を検討。
いい出逢いがあったため、ラパンとはさようなら。
娘の誕生と同時に購入し、一緒に洗車をしたり旅行に行ったりと、思い出がたくさん詰まった車とお別れするのは何とも寂しいものです。
今までありがとうございました。
次の相棒はさらに古い車(笑)、大丈夫かな…
今日は、印象的だった元スタッフのエピソード。
そのスタッフは、今年の4月まで非常勤職員として働いてくれた大学生。
大学院への進学で、続けて「ここ」に来れるかどうかわからないため3月末で生徒たちと一緒に出発式に出ました。
今でもボランティアスタッフとして顔を出してくれますが、「ここ」からの卒業を控えた2月頃に彼女が「三科さん、一緒にご飯でも行きませんか?」と誘ってくれました。
僕と話しをする時は必ずと言っていいほど涙を流してしまう彼女にそう言われたことが意外すぎて、一瞬驚いてしまいました。
数日後居酒屋に行き、予定通りものの数分で泣いてしまうのですが(笑)、その時に彼女が箱ティッシュを持ちながら言ったことがすごく印象的でした。
彼女は泣きながら、「突然、生徒の○○が私に対してこう言ってきたんです。」と言いました。
「オレは「ここ」にいる期間が長いから、今までたくさんの大人に出会ってきてん。その中には、今でもずっとフリースクールに来てくれる大人もいれば、いつのまにかいなくなったオトナもいる。そういうオトナもたくさん見てきたからこそ、新しく「ここ」に来た人でも、もうこの人に会うのは最後かもしれへんなって思ってしまうねん。」
続けて彼女はこう言いました。
「この言葉を聞いたからこそ、私は絶対にちゃんとけじめをつけないといけないって思ったんです。
そんなオトナにはなりたくない、なってはいけない。
大学院に行っても「ここ」には来れるかもしれません。でも、子どもたちとはちゃんとお別れをしておくことが大切だと思って卒業を決心しました。」
こんな風にうちの子たちを想い、最後まで職員としてやり遂げてくれたんだと胸が熱くなりました。
我々が子どもたちにできることはちっぽけかもしれませんが、それでも子どもたちを裏切ったり無駄に寂しい思いをさせるようなことはしたくないししてはいけない。
だからこそ、信頼関係を持ち続けることで少しでもできることは増やしたいし将来を見届けたいなぁと思います。
大切なことをたくさん教えてくれてありがとう。
次会う時は泣くなよ。
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