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曇りなき眼で見定め、決める。アシタカのような1年に。

明けましておめでとうございます。
年末に腎臓にあった結石がコロンと流れ落ち、スッキリした気持ちで正月を迎えることができた三科です。もう片方の結石も出てこないものかな。


2024年も皆さんのおかげで駆け抜けることができました。

大阪マラソン出場、15周年記念にパーティーを開催、卒業生の応援、近久賞受賞、大阪マラソンチャリティパートナー団体に選定、2回目のレミマモ夏祭り、桂春蝶さんチャリティイベントの寄付先団体に選定、個別学習指導事業【かけまな】スタート、2度目の万博花火への出店、おりまる1周年記念パーティー、The1stBeat Fesの開催。

これに、各校舎で新しい行事をたくさん開催しているので、2024年もチャレンジしまくった1年だったと感じています。

個人的には、10月に癌が見つかってから入退院と手術が続き、長年悩まされてきた不眠症の治療も同時に開始。

色んな診断が下され、決断を迫られた1年でもありました。

ただ、自分の中で決断を続けるにあたり、物事をきちんと見つめることもできました。

「曇りなき眼で物事を見定めるなら、あるいは呪いが解けるかもしれぬ」的なことでしょうか、ヒイ様。

物事を見定め、優先順位を決め、取捨選択をすることができたのも、癌を公表したくさんの方々に支えていただけたからです。

家族や周りの支えのおかげで自分は生きていくことができたんだと何度も感じることができたのも、病気のおかげです。皆さん、本当に感謝しています。


年末年始は、とにかくたんさんの人と会っています。

こんなにも温かく感じる年末年始は、10月から年末までの耐えがたい日々があったからこそなのかもしれません。

保護者会レミマモの忘年会で、OBOGとその保護者やスタッフも含めた皆さんとの温かい時間に救われたのも事実です。

卒業生・卒業スタッフ・友達にも今の本音を伝えると笑われました。

笑ってくれることに優しさを感じました。

これでまた2025年を進んでいける。

そんな想いを噛み締めました。


というわけで、2025年は引き続き治療もありますが、2024年とは違う新たなチャレンジをしていきます。

2024年は2023年後半の時点で「我慢の1年になる」とわかっていたので覚悟していました。

我慢はしんどかった。亀のようにぐっとこらえ続けることは、ゴールが見えていないと決してできることではありません。

「いつ息継ぎできるんだ!」と心の中で叫びながら水に顔を突っ込むような日々でした。

堪え続けた結果見えてきたものを素直に受け入れ、新しいスタートです。

一つだけ、宣言させてください。

本を出版します(言っていいのかな)。

これも、たくさんの方々のご協力あっての挑戦です。

ようやく腹が据わりました。

個人的に2025年一番ワクワクしていることかもしれません、ひゃっほー。

プロジェクトチームの皆さんがとてもおもしろい、皆さんよろしくお願いします(宣言しちゃいました)。


あと、個人的な目標といえば、「自分の感性を取り戻し、失うことなく直感を信じ天命を待つ」です。目標?決意?

実家に帰省することが増えたのも、治療を始めたおかげ。

ドラムをもう一度始めたのも、保護者の皆さんやバンドメンバーのおかげ。

油絵を始めたのも周りの協力のおかげ。

自然に触れ芸術に携わることで、「あ、自分ってこんなことに喜びを感じてたなぁそういえば」と思うことが増えました。

ど田舎で育ち、周りの流行りや常識に目もくれず、「ここ」を設立し活動を続けてきた僕にとってはそれが一番大切なこと。

余計なものは、ぽーいと捨てます。

2025年も感謝を忘れずご恩を返し続けます。

学校に行っている行っていないに関わらず誰もが受け入れられ自立できる社会を創ります。

最後まで記事をご覧いただきありがとうございました。

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