岡山県北はたらく×だっぴ、高校生たちのチャレンジ。
12月20日(日)、Kagamino Youth Circleに所属する高校生たちが「岡山県北はたらくだっぴ」を企画運営しました。
このnoteでは、そのチャレンジの道のりをまとめていきたいと思います。
企画のはじまり
岡山県北で働く大人とだっぴがしたい!
事の発端は、Kagamino Youth Circleを主宰する高校生からの相談でした。この相談を受けて、高校生たちと、だっぴのスタッフ・学生が一緒に企画していく体制で、オンラインでだっぴをつくるチャレンジが始まりました。
■おとなを決めよう!
働くことを身近に感じる機会が限られおり、将来進む道が県北にないと感じている中高生の現状。その課題を解決するには、地域で働くおとなとつながりをもつ必要がある。ただ単に職業として知るのではなく、どんな人がどんな想いで県北で働いているのかを知ることが、地域と若者の未来を創るはず!
そう考えた彼らは、地元企業や地域に根ざした働き方をしている方々をリストアップ。すでにつながっている方を中心に、まだつながりはないけど、来てほしいなという企業まで、30名(社)以上がリストに並びました。
■参加者が集まらない!?
県北の中高生100名にこの機会を届けるべく、企画を進めておりました。おとなの方には、少しずつ参加OKのお返事をいただいている一方で、肝心の中高生へのアプローチに苦戦。どのように周知するのか手探りの中、いざ動き出したときにはテスト期間と被り・・・。彼ら自身も勉強に部活にと学校生活がある中での参加者集めは、想像以上に難しいものでした。
「当初想定していた規模での実施はできないかもしれない・・・」
イベント企画の厳しさを感じながら、本来の目的を果たすためにはどうすればいいかと、企画メンバーは頭を抱えました。
結果、まずは規模を縮小して実施することを決めました。
そして当日・・・!
当日は、中高生6人、大学生2人、大人(県北エリアで働く人)6人が参加。
高校生たちにとって初めてのオンライン企画運営だったり、通信トラブルもありましたが、七転び八起きでやりきりました!
参加した中高生からは、
初めは緊張もあったんですけど司会の方達が分かりやしく、且つ楽しく説明してくれて大変楽しい時間を過ごせました!
自分の学校の授業でするレポートの参考になる意見などが聞けたり、同年代の人達の将来の夢がどんなとかを聞けてとても良かったです!!
などの感想がありました。また後日、参加してくださった大人と高校生が会うことがあり、その大人の方から
こうやって若者や同じ地域に住む人と対話していくことは大切だと思った。
と言われたそうです。それを聞いて、「やってよかったと思った。」と話す高校生たちの姿を見て、こちらも嬉しい気持ちになりました。
この経験は、彼らにとって何だったのか。
やってみたチャレンジを振り返ることも大切で、今回の企画をつくる経験が高校生たちにとって、どんなものだったのかを振り返っていきます。
「意外にできるじゃん!」と思った。でもこれは、自分だけの力ではなく、他の人たちの協力があったからだということを忘れてはいけない。
せっかく踏み出した1歩。次の活動につなげたい。
高校生たちは今回の経験をそう省察します。
彼らは最初から何か天賦の才をもっているわけではなく、小さな「やってみる」からスタートしました。できたこともあれば、できなかったこともあります。「やってみる」経験から、自分にできることを再発見したり、次にやってみたいことに偶然出会ったり。
今回の経験はまさに”せっかく踏み出した1歩”であり、次の機会につなげていくこともまた大切。(↑の高校生の振り返りそのままですね。笑)
ということで、Kagamino Youth Circleの彼らと次の機会を既に画策中です。
乞うご期待ください!
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