今の自分が好きだと思えるようになった
大学時代にだっぴの活動に関わり、この春卒業した学生が「だっぴを通して成長したこと」を伝えてくれたので、せっかくなので紹介させてください。
※本人の了承を得て、内容は一部伝わりやすいように改変しています。
今までの自分に違和感
だっぴに入る前の私は、とにかく人からの評価が全てで生きていました。親や先生に叱られる自分、友達に嫌われる自分は自分じゃない、そんな自分であってはならない…と、とにかく強く思っていました。
「自分がどうしたいか」という気持ちよりも、周囲に好かれることが一番の重要事項で、そのために、たとえ自分がしんどくなってしまうとしても、「人に嫌われたり、悪く言われたりするよりマシだ」と考え、行動してきました。勉強も、部活動も、「自分がこうなりたいから」ではなく、「周囲の人に褒められたいから、失敗して叱られたくないから」頑張ってきました。
しかし、だっぴに入って、幅広い世代の人々とお話をしたり、仲間がそれぞれの想いを胸にキラキラしたりしている様子を見て、今までの自分に、少し違和感を覚えるようになりました。今までの自分が、行動の原動力にしてきたもの、軸にしてきたものは――「周囲の人々の目」。
頑張ってきた自分は過去にちゃんといるのに、自分の気持ちじゃなく、他者の目を軸にして積み重ねてきた努力は、本当の努力と呼べるのだろうか。
そして
そんな風にして生きてきた自分が嫌い。
だと思うようにもなりました。
ヒントは大人の方の言葉
そんな時、私にヒントを与えてくださったのが、大人の方の言葉でした。
「自分を大切にすることができない人は、他者を大切にすることもできない。」
「他人軸で生きてきた自分を否定する必要はない!他人軸で生きることも大切、自分軸で生きることも大切。過去の自分を全否定して、ゼロにする必要はない!」
他にも、たくさんの大人の方、同期の仲間、先輩方、後輩たちが、私の背中を押してくれました。
「自分を大切にする」とは、どうすれば自分を大切にすることができるのか、まだまだ模索中ですが、だっぴに入る前の自分よりも「今の自分の方が好きだな」ということを実感しています。
何度もこの場に戻ってきたい
私にとって、だっぴは「憧れ」であり、「スタート地点」です。
だっぴは、たくさんの人と人を繋ぎ、人々の心を温かくする存在だなと、関わる度に感じていました。たくさんの成長の場を与えてくれただっぴは、私にとっての「憧れ」であり続けると思います。
そして今度は、私が人と人を繋ぎ、「ひと皮むける」チャンスを与えられる人になりたい。大学生キャストとして頑張ってきた3年間は、私にとって「スタート」に過ぎませんし、また何度もこの場に戻ってきたいです。
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