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夏休みのオフィスで子どもたちが謎解きに挑戦!

2024年8月。夏休みに入るこの時期、スタッフの子どもたちも時々放課後NPOのオフィスに遊びにやってきます。全国の子どもたちに体験プログラムを届けるチームのメンバー“ぐってぃー”が「働いているスタッフの子どもたちにも楽しい時間を過ごしてほしい」、「おうちの人の仕事を知るきっかけになってほしい」という想いで、オフィスに謎を仕掛けました。

謎解きにチャレンジし、子どもたちのワクワクと笑顔で満ちたオフィスの様子をお届けします。


「なぞとき博士からの挑戦状」をクリアし宝箱を開けよ!

オフィスに入ると、カウンターに「なぞとき博士からの挑戦状」を発見!
解答用紙も用意されており、いつでもだれでも謎解きにチャレンジできます。
オフィスの中の至るところに隠された30問の謎を歩き回りながら探し、全て解き終えるとわかる数字をつかって宝箱を開きます。その中には子どもたちにとって嬉しいプレゼントが…!?

そして、30問の謎を解き終えたあとも、また別の日に来て楽しめるよう、おかわり謎解きも用意されています!

中には、夏休み中子どもを連れていく予定はなかったけど、「謎解きがあるなら行きたい!」という声を受けて一緒に出勤するスタッフも。

 さっそく謎を解いていく子どもたち。難しい問題には周りのスタッフの手を借りたり、子ども同士で協力し合ったり、ひとりでじっくりと考えたり…。代表平岩も、仕事の合間に子どもと一緒に謎解きに挑戦!大人も子どもも一緒に座り込み、すっかり夢中です。

一緒に謎解きに挑む代表平岩

例えばこちらの問題!皆さんはわかるでしょうか?ぐってぃーによると、子どもだけでなく、大人も一緒に頭を悩ませながら楽しめるのが謎解きの特徴なんだとか。
記事の最後に「3のなぞ」の答えを載せてあるので、少し時間をとってぜひ考えてみてくださいね。
 
オフィスに行く度に、参加している子どもたちを観察していた謎解き博士のぐってぃー。最初はノーヒントで設定していましたが、子どもたちが頭を悩ませる様子を見て、すぐにヒントを貼り出したそう。
実際に子どもたちの様子を見て、柔軟に変化をつけながら、仕掛けをアップデートしていきました。


自分たちでオリジナルの謎をつくり始めた子どもたちも!

そして、なんと謎解きを解いた後に、ぐってぃーの謎を参考にオリジナルの謎をつくり始めた子どもたちも!

解き終わって暇そうにしていた子どもたちに、スタッフが「今度は自分たちで謎をつくってみたら?」と声をかけたところ、2人ともまたオフィスの中を巡りながら、もくもくとオリジナルの謎をつくり始めたのだとか。「2周目も終わった人たちへ」と2人からの謎がカウンターに置かれました。

謎を手作りした子どもたち!
ぐってぃーの謎を参考につくりました

さらに、後日このオリジナルの謎を解いた他の子どもから、謎をつくった子どもたちに感想メッセージが届きました。メッセージを受け取った子どもは、少し照れくさがりながらも、とても喜んでいたそう。謎解きを通して子ども同士のつながりも生まれた夏の放課後NPOオフィスでした!

特別な時間が特別な時間として残るように

宝箱を開けるとお菓子の詰め合わせが入っています♪

「働いているスタッフの子どもにも楽しい時間を過ごしてほしい」という願いから始まった今回の企画。どんな想いで謎解きをつくったのか、仕掛け人のぐってぃーにお話を伺いました。

ぐってぃーこと山口宏一さんは、スタッフインタビューにも登場しています。ぜひこちらもご覧ください◎

 ―働いているスタッフの子どもたちのために謎解き企画をやりたいと思った動機は何でしたか?

 ぐってぃー:「夏休みになると、放課後NPOのスタッフは全国の子どもたちにプログラムを届け始めます。なので、子どもの学校が休みの間、スタッフが自分の子どもと過ごす時間をあまり確保できないことも多くて。夏休みの間、オフィスに来るスタッフの子どもたちが楽しい時間を過ごせたらいいなと思ったのがきっかけです。

また、謎解きをつくるのは楽しいですし、子どもたちが解いている様子を見るのも好きです。今回は子どもたちの声をたくさん聞けましたね。子どもたちが謎解きを楽しむ様子や、オリジナルの謎をつくる様子をスタッフが写真と文章で伝えてくれ、モチベーションに繋がりました」

―今回、なぜ謎解きを選んだのでしょうか?

 ぐってぃー:「長い時間楽しめるというところで、謎解きはすごくいいツールで。時間をかけて考え、解けた時の喜びが普通のクイズとはちょっと違うんです。少しストレスがかかりながらも、解けた時はひらめきからの解放感があります」

―今回の謎解き企画を経て、これから子どもたちに対してどんなことをやっていきたいですか?

 ぐってぃー:「全国の子どもたちに対しても、スタッフの子どもたちに対しても、特別な時間が特別な時間として残るといいなと思っていますね。今回の謎解きも、「おうちの人が行くから自分もオフィスに行かなきゃ」と思っていた感覚から、「特別な時間が過ごせるなら行こうかな」というポジティブな印象に変わっていき、いい時間だったと喜んでくれるのは嬉しいです。そのような、子どもたちにとって特別で、楽しい時間をつくり続けていきたいです」

最後に、こちらの問題、皆さんはわかりましたか?「3のなぞ」のヒントは、左のイラストは「こけし」、右のイラストは「ふとる」です。答えは「こ」をけして「ふ」をとると「カンガルー」になります!奥深い謎解きの世界を体験していただけましたでしょうか。

放課後NPOで働くスタッフの子どもたちも含めた、すべての子どもたちに楽しい時間を過ごしてほしい。私たちはそんな想いで日々活動しています。放課後NPOアフタースクールでは、これからも多くの子どもたちにさまざまな体験を届けていきます。

文:コミュニケーションデザインチーム・伊藤

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