![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/163261924/rectangle_large_type_2_a7cf8bf9d1a2d1a207990047d9037f1c.jpeg?width=1200)
おもちゃ・玩具
「幼い子が好むものこそ…」
昨日から降り続く雨は今がピークのようです。今日は無理せず自宅で仕事をするよう速めに決断しました。気の早い事ですが今年の一字は「災」ではないかと思うほど地球規模で様々な「災い」が起こっています。特に気候変動という自然の営みに狂いが生じ始めていることと、人々の不安定な精神状態とは、見えないどこかで直結されているのではないかと思います。それが人々の苛立ちの原因ではないでしょうか。
社会は、成長発達を続けるものだという幻想がありました。しかし、人に例えれば、いつしか成長は止まり、そして衰えていきます。様々な技術の進歩は、もう一つ人間の持つ特性を次第に蝕んでいると考える事が出来ます。すると、どこかで反作用が生じてきます。私の好きな音楽でも同じです。CDから始まる音の加工は、便利だが本来のダイナミックスさには欠けています。だから、若者ほど生の音を求めています。そして、レコードが密かなブームを呼んでいます。私は、数年前からレコードを聴ける状態にしています。コンピュータ音楽も良いのですが、やはり、懐かしい音楽が休日の部屋を駆け巡っています。
子ども達が遊ぶ「おもちゃ」もだいぶ様変わりしています。ゲーム機では、画像の美しさ、立体感(3D)、操作性、効果的なBGMや効果音、また、精巧なロボット、可愛いキャラクター等々、しかし、何故か新しい玩具、つまりハイテクな玩具を与えても子ども達はそれを使い長く遊ぶことはあまりありません。直ぐに飽きてしまいます。その中でゲームは、保護者達の中で悩みの一つとなっています。最近でこそ、一人ゲームから多数参加型のゲームが誕生していますが、個人で楽しむということから子ども達のコミュニケーション力が劣っている一つの原因として考えられるようになりました。
そんな中で、常に子ども達の好きな玩具としてあげられるのが「ブロック」です。この原型は「積み木」であり「パズル」です。共通するのはふたつの「そうぞう」=「想像」「創造」です。そして、もう一つ共通するのが「操作」「制作」です。幼い子ども達は、様々な経験や体験、そして刺激を何かに表現したいという行動が見られます。それが「殴り書き」であったり「落書き」であったりします。「落書き」は成人になってもそれは続きます。会議中資料の端に書いたりしたご経験はありませんか。これは「脳」が無意識の思考に入っていることを意味していると言われています。新たな創造の世界にいるという事のようです。まさに、デジタルではなくアナログの世界です。子ども達に好まれる「積み木」も、「パズル」も様々に組み上げては、自分の想像を確かめるような独り言を発します。
子ども達に与えるおもちゃは、完成品より、具体的なものを想像出来る題材が良いとされます。それが「積み木」「パズル」「ブロック」等です。指先も鍛えられ、想像力も育てられます。そして、天然素材であれば言うことはありません。「Simple is Best」ということばがあります。実はこれ、教材にも言えることなのです。
■教材販売部より
「書写教材」の特別販売について。まもなく規定数になります。購入ご希望の方はお急ぎ下さい。発送は、梱包準備が整い次第行っていきます。暫くお待ちください。
2014/10/6
著:石川教育研究所 代表 石川 幸夫
![](https://assets.st-note.com/img/1732551921-vUdhxoulfIJc95jVOrwRyZTL.jpg?width=1200)
石川先生監修!
幼児教室・学習塾のキッズスクールアップル富ヶ谷
内容は公式HPへ
相談やお問い合わせ、無料体験教室の申し込みなど最新情報も受け取れる公式LINEアカウントも開設致しました!
ぜひお友だち登録して下さい。