【予算850億の元バイヤーが解説】遂に商品作りました。ワクワクが止まらない。其の四
こんにちはのじです。
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大手ドラッグストアで10年化粧品バイヤー、1年半雑貨のカテゴリーマネージャーをしていました。辞める年は予算850億を管理していました。
今は化粧品メーカーでマーケティング本部のディレクターやってます。
このシリーズでは私がバイヤーの経験を基に実際に開発しているシャンプーについて、発売に至るまでの戦略や他の企業にも応用できる考え方を公開していきます。
2019年7月発売で開発中の商品
『ソイアミ モイストシャンプー』
其の一はこちら↓
【予算850億の元バイヤーが解説】遂に商品作りました。ワクワクが止まらない。其の一|のじ(ノジプロ企画)|note(ノート)https://note.mu/npkikaku/n/n40dd3958cd8b
其の二はこちら↓
【予算850億の元バイヤーが解説】遂に商品作りました。ワクワクが止まらない。其のニ|のじ(ノジプロ企画)|note(ノート)https://note.mu/npkikaku/n/n7cae8380ee3b
其の三はこちら↓
【予算850億の元バイヤーが解説】ワクワクが止まらない。遂に商品作りました。其の三|のじ(ノジプロ企画)|note(ノート)https://note.mu/npkikaku/n/nd32ded23b159
掲載の内容と掲載日
▪️何を作るか? (其のニ)5.10
▪️ターゲットをどうするか? (其のニ)5.10
▪️どんな差別化を図るか? (其の三)5.18
▪️スケジュールの決め方 (其の三)5.18
▪️販売戦略の決め方 (其の四)5.25
▪️プレゼンで意識したこと (其の五)5.26修正
▪️見込みと商談後のギャップ (其の六)6.8
▪️まとめ&今後のプラン (其の六)6.8
前回までの話でスケジュールをどうするかについて記載しました。
今回の内容
①販売戦略の決め方
②プレゼンで意識したこと→26日に修正
①販売戦略の決め方
数ある商品の中で競合とどう戦っていくか?大量の広告を打つほどの予算はありません。限られた予算の中で最大の売上を取るためには どうすれば良いか?予算の豊富な大手と同じ戦い方をしていては絶対に勝てません。やみくもにやって一喜一憂していては方針がブレてしまいます。
▪️目的を明確する
1、商品を消費者に継続的に買ってもらう事
2、安定した利益を確保する事
直接の商売相手は問屋や小売ですが、それは消費者に買ってもらうための通過点であってそこがゴールではありません。これは結構重要なポイントで、小売に導入する事が目的になっていてその先を見ていないと売るためのプランがなく、結果的に誰も得しない結果になってしまう事が良くあります。
継続的にというのも重要です。ドラッグストアは半年に1回、棚の活性化のために新商品と売れていない商品の入れ替え行っています。継続的に消費者に商品を届けるには売れ続けていないと棚から商品が消えてしまいます。
▪️ゴールを決める
では棚に残すためにはどれくらい売れていないと残らないか?ここの発想が出来るかどうかがすごく重要です。これが販売戦略を立てる上で目指すゴールになります。
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