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クレマチスの丘と芹沢銈介と富士山と

富士山周辺に足繁く出かけるようになったきっかけは美術館に行くということが目的でもあった。静岡県の長泉市にあるクレマチスの丘。庭園といくつかの美術館が配されたとても魅力的な施設があります。クレマチスやバラの花が美しい季節はたくさんの人が訪れる場所なんだと思うのですが、超メジャー観光スポットではないので割と落ち着いて楽しむことができますよ。それと、園内にあるヴァンジ彫刻美術館、IZU PHOTO MUSEUM で開催される展覧会は毎回興味深いものばかりだし、ベルナール・ビュッフェ美術館。ビュッフェの絵は自分にとってはとても大事なところにあるので、ここ数年は毎年一度はビュッフェの作品に会うために出かけます。今回の禍がなければ一年に何度も訪れるお気に入りの場所なんだけど、今年はまだ一回しか行けてない。早く行けるようになれるといいな!。東名高速の御殿場あたりから右手に壮大な富士山眺めてクレマチスの丘に向かう。胸が高鳴りますよ。行ったことのない人、ぜひいつか訪れてみて。
次に横浜から見たらもうちょっと足を伸ばす感じ。静岡市へ。登呂遺跡の中にある静岡市立芹沢銈介美術館。芹沢銈介という染色家は自分にとって圧倒的な存在で彼の作品に触れるたびに打ちのめされている。書籍や東京の駒場の日本民藝館でも彼の作品に触れることはできるけれど。彼の生誕地にある静岡市の美術館ではたくさんの芹沢銈介に塗れることができる。格別な場所。こちらもザワザワしてる観光スポットとはかけ離れているので自分的にはストレス感じないで行ける大事な場所。美術館を出ると住宅街の向こうに富士山が垣間見られ、登呂遺跡の公園では保育園の子どもたちが散歩してたりと心和む風景。自然の醍醐味的な絶景富士山はそれはそれでいいのだけれど、普段の人の生活の風景にフツウにある富士山というのに自分はとっても惹かれるんだ。
富士山を臨む静岡県のアートスポット。自分がなんどもリピートしてる場所2箇所をあげてみました。自分にはまだよく知らないとこ他にもあると思うけれど、自分にはスッと入って来る場所なのでこれからも何度も行くと思うし、常に新しい風を自分の中に送ってくれると思ってる。

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